こんにちは。25歳で大企業を辞めた、しょーてぃです。
あ~、会社シンドイ。
そこそこの大企業に入ったのは良いけど、やりがいがないなあ。
ストレスも多いし残業も多いから辞めたいけど、収入は悪くないしなあ…。迷うなあ。
こんな悩みを持った「過去のぼく」に向けて、会社を辞めるかどうかの判断方法を解説します。
結論、「何億円もらえたら玉手箱を開けますか?」とあなたの心に聞いてみればOK。答えはすぐに出てきます。
この「玉手箱理論(ぼくが命名)」を用いて解説していきます。
【この記事を読むメリット】
- 会社を辞めるか辞めないかの判断基準が3分で分かる
- 将来的に後悔しない可能性が高まる
- 悩む時間を短縮できる
ぼくはこの「玉手箱理論」を用いて考えた結果、25歳で大企業を辞めました。
年収1000万円の大企業も捨て、慶應という学歴も捨て、今は「ブロガー&ブロックチェーンゲーマー&自給自足農家」として生きています。
今のところ最高に楽しい人生を送れているので、けっこう参考になるかと思います。
会社を辞めるか迷ったときは「何億円もらえたら玉手箱を開けますか」と自問してみる
会社を辞めるか迷っている人は「〇億円もらえる代わりに□歳になってしまう玉手箱」を開けるかどうかを考えてみれば、一発で結論が出ます。
ようするに、時間とお金、どっちが大事なの?という話ですね。
もちろん「時間vsお金の完全2択」を迫るものではありません。どっちに比重を置いた人生にするのか価値観を再確認しましょうね、という話です。
この記事では「25歳のぼくのケース」で計算&解説していきます。あなたの立場に置き換えつつ読み進めてくださいね。
ぼくは1年間で2370時間も会社に費やした。自由な時間は4015時間しかないのに。
まずは「時間」について考えていきます。
下記の「勤怠記録」の通り、ぼくは1年間で1650時間ほど働いていました。
さらに「通勤往復2時間&会社の支度1時間」を勤務日数(240日)ぶんだけ加算すると、年間で合計2370時間も会社のために使っていたことになります。
そして1年間というのは8760時間です。そのうち2/3は睡眠時間なので、起きていられる時間は5840時間しかありません。
さらには食事、洗濯、掃除などの「生きるために必要な時間」は1日5時間ほど。つまり年間で1825時間です。これらを引き算すると、自由な時間は4015時間しかありません。
これらを表にまとめると以下の通り。
1年間を時間換算 | 8760時間 |
睡眠時間 | 2920時間 |
食事、洗濯、掃除など | 1825時間 |
1年間で本来自由に使える時間 | 4015時間 |
1年間で会社に使っている時間 | 2370時間 |
上記の通り、自由に使える時間は4015時間しかないのに、そのうち2370時間も会社のために使っていました。
パーセントで表すと約60%。けっこう多いですよね。
会社というのは「自由な人生」を60%突っ込むとお金が出てくる装置
先ほどの計算表の通り、ぼくはお給料をもらうために「自由な人生」の60%も削っていたということになります。
あれ?生きるために働いているというより、働くために生きてない?
まさにこんな状況ですね。
つまり、会社というのは「あなたが自由にできる人生」を60%突っ込むとお金が出てくる装置と考えることもできますね。
※お金のためだけに働いている、という前提条件で話を進めています。
「3億円もらえる代わりに26歳ほど老化してしまう玉手箱」を開けますか?
いよいよ玉手箱の詳細が分かります。いくらもらえて、何歳ぶん老化するのか、確認していきましょう。
まず前提として、サラリーマンの生涯賃金は3億円ほど。
つまり「あなたには22歳~65歳になるまで、43年のぶんの自由な時間があり、そのうちの26年ぶん(=60%)を消耗すれば、3億円がお給料としてもらえる」ということ。
つまり「3億円もらえる代わりに、26歳ほど老化してしまう玉手箱」ということですね。
開けるか開けないか、けっこう判断が分かれそう…。
ここで「玉手箱を開ける」という判断をしたなら、会社を辞めるべきではありません。
反対に「玉手箱は開けない」という判断をしたなら、会社を辞めるべき。
単純な話ですね。
ぼくは「自由な時間」の方が大事だったので「3億円保証」は捨てました
ぼくの場合、「3億円保証」よりも「自由な時間」が大事だと判断しました。
玉手箱は絶対に開けません。
玉手箱を開けない理由は下記の2点。
- そもそも、お金がなくても良い暮らしができる
- 自由な時間が会社員時代の2.5倍になるので、3億円くらい稼げそう
詳しく解説します。
日本なら、幸せな暮らしに「大金が必要不可欠」ではない
日本に住んでいれば、年収100万円くらいあれば「戦国大名」とか「江戸城に住んでいた上級国民」とかより数倍も良い暮らしができます。
冷暖房が効いた部屋、無料動画、無料ゲーム、美味しい水、暖かい布団、美味しいお刺身などなど、こんなの江戸時代だったら大金を積んでも揃いません。
そんな「織田信長」よりも裕福な生活を送るために必要な「100万円という額」は、日本なら余裕で稼げますよね。
「日本なら」と書いたのは、仮にあなたが生まれた国がフィリピンだったらそう上手くはいかないから。
フィリピン人の平均月収はなんと2万円ほど。
ぼくはフィリピンに半年ほど住んでいたので分かるんですが、彼らの能力は別に劣っていないんですよね。単に生まれた国の違いです。厳しい世の中ですね。
そんな中、ぼくらは幸いなことに日本に生まれました。最悪の場合でもコンビニバイトとかで年収100万円くらいは余裕で稼げますよね。
そしてその100万円で、戦国大名よりも良い暮らしができる。
それに、好きな人と好きな時に散歩をして、美味しいランチを食べても2000円で済んでしまうコスパの良さ。お金がなくても幸せに生きられます。
たしかにお金はあった方が幸せです。しかし「お金がないと幸せになれない」というのは完全に思い込みじゃないでしょうか?
「自由な時間」が会社員時代の2.5倍になれば、そもそも3億円くらい稼げる
会社を辞めたからと言って貧乏になるわけではありません。あくまでも「3億円保証」がなくなるだけ。
たぶん今のあなたは「自由な時間」の60%を会社のために使っていると思います。
しかし会社を辞めてしまえば、あなたの自由時間は元通り。つまり、会社員時代の2.5倍に増えます。
正直、これだけ自由時間が増えれば、3億円くらい稼げる気がしませんか?
今の時代「個人でできる仕事」が大量に溢れかえっています。
ブログ、YouTube、動画編集、プログラミング、ドローン操縦、ライター、デザイナー、マーケターなどなど。
これらから1つを選んで1000時間くらい学習&実践すれば、生活費くらいは稼げるようになります。
事実、現在のぼくのブログ収益は月8万円ほど。
ちなみに記事数は175ほどです。1記事書くのに4時間くらいかかるので、累計700時間を費やした計算になります。+勉強時間で1000時間ほどですかね。
1000時間というのは、毎日8時間やれば125日で達成できる数字です。
毎日出社して残業するよりも、圧倒的にラクですよ。
1000時間をかけて作ったこのブログが、毎月8万円ほど稼いでくれる。これだけで徳川家康よりも良い暮らしができるなんて、すごくないですか?
このように「増えた自由時間」を有効活用すれば、ブログのような「お金のなる木」をコツコツ増やしていくことも可能です。
資産運用以外でも、お金のなる木は作れるんです!
というわけで、おすすめの副業は以下の記事を参考にどうぞ。
※補足:「ブログをやってみたい!」と夢を持っている人は、下記の記事を読んで、絶望してから始めてみてくださいね。
複数の収入源を持ちたい人は下記を参考にどうぞ。サラリーマン時代から、ずっとぼくが実践してきたものです。
結論:玉手箱を開けるのか、休日にじっくり自分の気持ちと対話しよう
結論、会社を辞めるかどうかという問題は「玉手箱を開けるか開けないか」というだけの単純明快な話。とはいえ、会社を辞めるには、やっぱり覚悟や勇気が必要ですよね。
この「踏ん切りがつかない問題」の解決法は、じっくりと自分の気持ちと対話することだけだと思います。
他人の意見を聞くのも悪くないかもですが、人それぞれの価値観が違います。結局、あなたにとってベストな選択肢はあなたしか分かりません。
休日に湯船に浸かりながらじっくりと人生を考えてみれば、将来的に後悔する確率を減らせると思いますよ。
というわけで、以上になります。
おわり。コメントはこちらへ▼