水耕栽培で液肥濃度を自動化する方法【制御装置を買いました】

こんにちは、しょーてぃです。

こんな疑問に答えます。

水耕栽培装置の概要

【設備のしくみ】
1.タンクに水をためる
2.ポンプを使ってパイプに水を循環させる
3.野菜が水と栄養を吸収して育つ
4.水が減ったら自動で給水される
5.栄養成分が減ったらセンサーが感知し、自動で補給される

水耕栽培装置を自動化するのに必要なもの

水耕栽培装置を自動化するのに必要なものは下記の2点。

• 水を足すシステム
• 液体肥料を足すシステム

というわけで、ここから先では「自動給水システム」と「自動液肥濃度調整システム」を紹介していきます。

自動で給水をするには「フロートスイッチ」が便利

ぼくが利用しているのは上記のもの。とある水位に達すると、このバルブの中の「ウキ」が上がり、弁が閉じます。つまり、給水が止まります。

実際にタンクの中を見てみましょう。

この白いやつがフロートスイッチです。これを一定の高さに固定して水道の蛇口を開けっぱなしにしておけば、この水位が保たれます。

仕組みとしては、円柱部分に入っている「ウキ」が水位変化と一緒に上下することで、弁が開いたり閉じたりするという簡単なもの。しかし精度はバツグンです。

必要部品は下記の通り。上から順にホースに接続すればOKです。

自動で液肥の濃度調整をするには「制御装置」を買ってしまうのが便利

当然ですが、水耕栽培には水だけでなく栄養も必要です。

普通は「ハイポニカ」などの液体肥料を薄めた水で野菜を育てるんですが、この栄養成分を野菜が吸収してしまうので「液肥の濃度が下がる」んですよね。

そうなると、また適切な濃度になるまで栄養を与えなければいけません。

【液肥濃度調整の手順】
1.肥料濃度計で濃度を確認
2.不足していたら液肥を補充
3.十分な濃度に達したかチェック
4.これを適性な濃度になるまで繰り返し

上記のような感じで、液体肥料の入ったボトルから自動で液体肥料をくみ上げて、適正な濃度になるまで自動投入してくれる優れモノ。

出典：アイデアチューブ公式サイト

肥料濃度は自由に調整可能です。各野菜に適した濃度は「レタス　EC値　適正」とかで調べれば出てくるので、誰でも上手に野菜を自動で育てることができますよ。

EC太郎公式サイト

こんな感じで「ほぼ組み立て完了状態」で届くので、設置は超カンタンでした。

水耕栽培が自動化すると訪れる未来【野菜が食べきれなくて困ります】

【52枚！520円！！】

水耕レタス(サンチュ)1株から採れた枚数を数えてみたら、52枚でした🥬

スーパーだと10枚100円なので、
この1株から520円分採れた計算になります💰

この水耕装置が1万円ちょいなので、
20数株のサンチュを植えれば元が取れますね👌#会社で水耕#水耕栽培#家庭菜園 pic.twitter.com/pbVvmWng9F

— しょーてぃ@暗号資産の基礎知識 (@sho_tea_blog) November 11, 2020

スーパーに売っているレタスとかだと「株ごと」収穫されていますよね。しかし、家庭菜園では「下葉から収穫」することが可能でして、そうなると1株から50枚くらい葉が収穫できるんです。

そうなると実質無限レタス地獄になるんですよね。

無限レタス生活が始まりました🥬
根が白くて綺麗！

食べきるのが大変って分かってるのに、結局今年もレタスを植えすぎてしまった…😅

それと、このタコライスがめちゃウマです🤤 pic.twitter.com/yrlaI3fu04

— しょーてぃ@暗号資産の基礎知識 (@sho_tea_blog) May 5, 2019

これが自動で収穫出来たら、なんだか楽しくないですか？

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というわけで、ぜひ水耕栽培装置を自動化して、「野菜のベーシックインカム」を作ってみてくださいね。

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