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持続可能な自動水耕栽培【カエルで野菜を育てるアクアポニックス】

水耕栽培しくみ 自動の水耕栽培

こんにちは
水耕栽培歴5年の しょーてぃです。

しょーてぃ
しょーてぃ

時代はSDGs

持続可能の時代!地球に優しくする時代!

というわけで、水耕栽培装置も地球に優しい仕様に変更しました。

そのために考案したのが、カエルで野菜を育てる仕組み。

しょーてぃ
しょーてぃ

カエルで野菜を育てる取り組みは、多分ぼくが日本初です!

英語で検索しても出てこなかったから、もしかしたら世界初の試みかも!?笑

カエルで野菜を育てるというのは「カエルを育てている水で水耕栽培を行うこと」でして、地球とぼくに都合がよくなるんです↓

  • 肥料の追加が不要(検証中)
  • エサやりも不要(検証中)
  • 貯水槽の中に虫が湧かなくてキレイ
  • オマケに給水も自動化
しょーてぃ
しょーてぃ

人間にとってラクチンなだけでなく、「無機肥料」を減らせるので地球にも優しいんです!

「無機肥料」というのは、パイポニカなどの鉱物由来の肥料のこと。じつはこういった肥料は鉱山開発によって作られるんです。

それに、畑から流れ出た無機肥料が地下水汚染の原因にもなっているとのこと。

つまり、無機肥料を減らせるということは鉱山開発を止められるし、地下水汚染も止められる!

理論的には最強の持続可能性。永遠のエコです。

そしてそのカギを握るのがカエル。

しょーてぃ
しょーてぃ

というわけで環境問題の話はここまでにして、

ぼくがかんがえたさいきょうの自給自足装置のプロトタイプの紹介です!

カエルで野菜を育てるアクアポニックス(水耕栽培の一種)

水耕栽培

水耕栽培というのは、栄養の溶けた水で植物を栽培する方法のこと。
この「栄養の溶けた水」というのは通常、ハイポニカなどの液体肥料を薄めて作ります。

しかしそれでは薄める手間もかかるし、鉱山問題や地下水汚染に繋がるのでエコじゃない。

そこで出てくるのがアクアポニックスという概念。

しょーてぃ
しょーてぃ

アクアポニックスをカンタンに説明すると、

  1. 魚がフンをして
  2. フンを微生物が分解して栄養に変えて
  3. その栄養を植物が吸収して
  4. キレイな水に戻る

という循環システム。

液体肥料いらずでエコでサステナボーでクールです。

詳しく知りたい場合は株式会社アクポニのサイトを見ると分かりやすいですよ。

ぼくのかんがえた最強の水耕栽培システム概要

それではシステムの紹介です!

植え付けと収穫以外ぜんぶ自動にしたカエル式アクアポニックス装置です!!

水耕栽培しくみ

玄関の手すりにパイプを取り付けた単純な装置で、パイプの中を水が循環する仕組み。

イチバンのポイントは、このタンクの中にカエルが入っているという点。

しょーてぃ
しょーてぃ

生涯を水中で過ごす「アフリカツメガエル」を入れています!

 

このカエルを選んだ理由は以下の通り。

  • 生涯水中生活なので、タンク内で飼いやすい
  • 微生物がフン(アンモニア)を栄養分(硝酸塩)に変える過程で水中が酸素不足になりがちだが、カエルは肺呼吸なので問題ナシ
  • 水質汚染(水の富栄養化)に比較的強い
  • 口が大きいので水面の大きなムシを食べてくれる
 

アフリカツメガエルは、アクアリウムショップやアフリカツメガエルで売っています。

カエルで水耕栽培

タンク内のアフリカツメガエル↑

ちなみにサンゴを入れている理由は、多孔質だから。
多孔質というのは微細な穴が空いている物質のことで、その隙間が微生物(=アンモニアを分解してくれるやつ)の住処になるんです。

カエルの餌やりって大変じゃない??

生物のフンを利用したアクアポニックスは、液体肥料を入れる手間がかかりません。

しかし、生物にエサを上げる手間は出てきてしまいますよね。

しょーてぃ
しょーてぃ

面倒くさいなあ。。。。

エサやりも自動化できないかなあ~

 

というわけで使用したのが、自動虫取り器

誘因ライトと吸引ファンで虫を吸い込むタイプの虫取り器。
主にとれるのは蛾ですが、蚊も少しとれます。

というのも、この捕虫器には光触媒効果のある酸化チタンが使用されていて、
表面に付着したゴミや虫の死骸を、紫外線を利用して二酸化炭素に分解してくれるから。

蚊は二酸化炭素に寄ってくる習性があるため、多少は捕れるというわけです。

しょーてぃ
しょーてぃ

蚊も蛾も、全部カエルに食べてもらいましょう!

この虫取り器を貯水タンクの上部に取り付けるとこんな感じ。

水耕栽培装置捕虫器

タンク内部から見るとこんな感じ↓

水耕栽培装置捕虫器

捕食シーンはコチラ↓

しょーてぃ
しょーてぃ

虫取り器に内蔵された小型ファンによって虫が吸い込まれ、捕虫器の下から落ちてきます。

それが水面に落ちて、カエルのエサになるという寸法です。

実際に試してみたら、めちゃくちゃ虫が捕れました。

カエルって、夏の暑さでやられない?

じつは、ファン付きの捕虫器を取り付けるメリットはもう1つあります。

それは、ファンによってタンク内部が冷やされ、カエルに優しい環境を保てること。

しょーてぃ
しょーてぃ

水耕栽培経験者は首がもげるほど頷いてくれるんですが、

夏場には貯水タンク内の水が、お湯になるんですよね。

ファンがついていれば、気化熱によって水はかなり冷えるハズ。

「冷えるハズ」と書いたのは、まだ装置を作ったばかりで水温測定ができていないから。
とはいえぼくは大学で「熱の移動」を専門にしていましたので、そこそこ自信はあります。

しょーてぃ
しょーてぃ

PCによくついている放熱材みたいなのを水耕装置につけても効果が薄いので、

ファンで風を起こし気化熱を利用するのが一番だと思います。

こんなにワッサワサに↓

カエル式水耕栽培

カエル式水耕栽培装置の作り方

しょーてぃ
しょーてぃ

このカエルシステムはまだまだ実験中なので上手くいくか分かりませんが、、、
とりあえずぼくと一緒にチャレンジしてみたい方、パイプ式水耕栽培装置の作り方だけ紹介しておきます。

 

 

参考にどうぞ。

というわけで、無事にカエルで野菜が育ったらまた追記します。

おわり。コメントはこちらへ▼