こんにちは。大手メーカー6社に絞って就活をした しょーてぃです。

むやみやたらに20~30社も受けたくない。。。
志望度が低いところを受けたって面接で落とされるに決まってるから、そもそも受けたくない
こんな悩みに答えます。
実はコレ、就活前のぼくなんですけど、きっとぼく以外にもいますよね?
しかし「エントリー数を絞りたい」なんて言うと

人生の当事者意識が足りてない。
内定が1つも貰えなかったらどうすんの?
わがままな子供じゃないんだから、ちゃんと複数社受けなさい。
こんな感じで批判されます…
とはいえ、志望度の低い企業を受ける気力が起きないのも分かります。
可能であれば、本当に志望度の高い企業に絞って、時間的余裕を作って、ストレスを減らして、内定を勝ち取って、楽しく仕事をする。
こんな感じで就活を乗りこえたいですよね。
そのためには「企業を絞るデメリットと対処法」を把握しておくのが重要。

というわけで、
ぼくが最大手メーカー6社に絞って就活をした際に感じたデメリットとその対策法を紹介していきます!

参考までに、ぼくが受けた企業を紹介しておくと「カゴメ」「キリン」「サントリー」「キッコーマン」などの食品メーカーです。
この記事は「企業を絞ると良いよ!」というものではなく、「絞るならこうした方が良いよ」というアドバイスなので、それを念頭に置いて読んでくださいね。
エントリー企業を絞るデメリット①:内定獲得のチャンスがガタ落ちする
エントリー数を減らすと、内定をもらえる確率がぐっと下がります。
これは間違いない事実。
普通に考えて、「6社しか受けていないぼく」と「30社も受けているA君」だったら、A君の方が内定がもらえる確率は高いです。
しかも確率論だけではありません。
就活の経験を多く積んでいるA君は面接慣れしていたり、エントリーシート慣れしていたり、就活が進むにつれて徐々に就活のプロへと成長していくのです。
一方6社しか受けていないぼくは、面接慣れもES慣れもできません。
これが大きなハンデになってしまいます。

つまり、面接やESで「30社も受ける就活のプロたち」に勝てるようにしておく必要があるというわけです!
「就活のプロ」への対抗策:早めに面接慣れをしておく

エントリーを絞るのに、どうやって面接慣れすればいいんだ…
結論、結局のところ場数を踏むしかありません。
対策方法は下記の通り。
- 志望度の高い企業のインターンの選考を受けておく
- 選考が早い業界もエントリーしておく
- キャリアセンターで模擬面接をする
こんな感じで本選考前に面接練習をしておきましょう。

実際にぼくは「冬インターンで面接を経験していた」「かなり早期に面接練習する機会があり、本選考前に面接慣れできた」というアドバンテージがありました
もし早期に面接練習ができなかったら大変だったと思います。
食品メーカーや製薬会社のような「選考の遅い企業」で「初めての面接」なんてことになってしまうと、周囲との面接経験値の差が大きくなりすぎて、かなりハードモードになりそう。

インターンとか面倒でも、早く動いたほうが結果的に楽になりますよ!
準備不足で面接に落ちて、また他の企業受けて…ってなると、もう後が無くなってしまいます。
エントリー数を絞るデメリット②:チャンスが少ない
内定を得られるチャンスが圧倒的に少ないです。
ぼくみたいに「採用数の少ない」「競争率の高い」業界に絞ってしまうと余計に大変。
実際、「6社しかエントリーしない」というのは自分で選んだ道なのに、選考が進むにつれて不安が襲い掛かってきました。

この企業10人しか採用しないけど、ぼくはちゃんと受かるのだろうか…
正直、「3社落ちたら、もう半分しか持ち駒がない」という状況はメンタル的にかなりシンドイです。
この「落ちたら就職先がない」という絶望的な状況や「6社中3社も落ちちゃった。もう私は企業から求められていない…」と精神的に病むことは絶対に避けなければなりません。
自信を無くしたり、体調を壊したり、精神的に負担を感じたりする可能性も高めだということは理解しておきましょう。
絶望しないための対策:保険を作っておく
「自分は社会に必要とされていない」「受けた企業のうち50%も落ちちゃった…このままだと就職できない!?」と不安にならないためにも、対策はしておきましょう。
具体的には「逆求人サイトへ登録しておく」のがおすすめ。
逆求人サイトに登録して、プロフィールと自己紹介(オープンESとも言う)を書いておけば、いろんな企業から採用オファーが来るんです。
これはキミスカで来たオファーなのですが、いろんな業界、職種からオファーが来ました。
中にはポーラオルビス(推定平均年収800万以上)のような大企業からのオファーもありました。
逆求人サイトに登録するメリットをまとめるとこんな感じです↓
- 1つの自己紹介で複数の企業にアプローチできる
- オファーを受けると通常の選考より早く進む場合が多い(早期に面接練習ができる)
- 「自分は企業から必要とされていない」というネガティブ思考を除去できる
- 実質的な「滑り止め」企業として考えられる
- なぜオファーをくれたのかがわかる(自分の強みが分かる)
保険の意味も込めて、キミスカとOfferBoxには登録しておいた方が良いでしょう。
エントリー企業を絞るデメリット③:ミスマッチしたら最悪
エントリー企業を早期に絞ってしまうと、選考が進んでから「あれっ、思ってたのと違う」なんてことになってももう遅いです。
実際、就活をやってみると

会社の雰囲気が合わなそう
思ったより地味で嫌だ
転勤が多いのは嫌
ちょっと自分とは合ってないかも
こんなことを思い始めることもあります。
それでもなおエントリー企業を絞りたいのであれば、ミスマッチが起きないように対策をする必要がありますね。
企業を絞ることによるミスマッチへの対策:情報収取と分析
普通に20社とか受ける頑張り屋さんな就活生は面接や説明でミスマッチを解消します。
しかしエントリー企業を絞る場合、エントリー前にミスマッチ解消をしておく必要があります。

多くの就活生が「面接や説明会」などで時間をかけて行う「ミスマッチ解消作業」を、
エントリー開始前の短時間で効率よく行う必要があるということです。
そのために必要なことは大きく以下の3つです
- 自己分析(自分のやりたいことを明確化し、企業に求めることは何かを理解する)
- 強み分析(自分の優れているところや、性格を知る)
- 企業分析(企業全体としての方針【マクロ視点】と、入社後自分ができる役割【ミクロ視点】を調べる)

「自分のやりたいこと」と「自分の強み」は必ずしも一致しないので、
「自己分析」と「強み分析」の両方が必要です!
それぞれの分析をしっかりと行いましょう。
自己分析のやり方
過去にあった出来事から「自分が何を重視しているか」「何に喜びを感じるか」を洗い出していき、企業選びの軸を決めていきます。
この軸がしっかりしていればミスマッチも起こりませんし、面接でもはっきりと志望動機を伝えることができます。

自己分析のやり方はいろいろあるので、好きな方法で行いましょう!
強み分析
自力でやるのもいいですが、時間がかかるだけなので素直に診断ツールを使いましょう。
よくある「自己分析診断」というのは、この強み診断であることが多いです。
「100個200個の性格に関する質問に答えていくと自分の強みが何かわかる」というツールはいくつかあるのですが、ぼくは有料の「ストレングスファインダー(2000円)」を使いました。
買った理由としては、2000円払ってでも1回の診断でより深く正確に診断をしてほしいと思ったから。
その判断は間違っていなかったと思います。
ただ、無料の自己分析ツールはキミスカとOfferBoxの中にもありますし、それで十分だという人は買わなくてもOK。

ぼくは3つとも全部やりました笑
多少は時間かけても、強み分析はキチンとやっておいた方が間違いがなくて良いですよ。
人生がかかった就活ですから、ミスマッチは避けたいです。
企業分析
自分の志向とミスマッチではないかを知るため、企業を理解する必要があります。
具体的にはインターンに行ったり、インターネットで調べたり、それでもわからないことは説明会で質問をしたり、方法はたくさんありますよね。
こればかりは地道に頑張って探すしかありませんが、「エントリー企業を絞りたい!」という志があるのならきっとできるはず。
ワンキャリアなどで他人の志望動機を見て、「どういう強みがある企業なのか」「みんなはこの企業のどんな部分に惹かれたのか」を把握し、効率的に企業研究を進めましょう。
下記リンクから無料登録すると500円分のAmazonギフト券が貰えます。
まとめ:しっかりと準備すればエントリー企業を絞っても大丈夫!
- 保険となる滑り止め企業からオファーが来る状態にする
- 企業分析と自己分析はしっかりと行い、自分の軸を定める
- 自分に合う企業(=熱意をもって志望できる企業)に絞ってエントリーする
これさえできれば、エントリー数を絞っても悲惨な”無い内定”という地獄に落ちる可能性は低くなるでしょう。
人生で1度きりの新卒就活です。後悔のないように、きちんと準備して挑みましょう。
それでは、就活頑張ってください!応援してます!
コメント