そらまめくんビットコインを買ってみたんだけど、この後いったい何をすればいいの?



今のところ、ただ価格が上がったり下がったりするのを見てるだけで…値上がりを待つ以外に、何か使い道はないのかな?
仮想通貨を買ったものの、具体的な使い方が分からず困っている人もいるのではないでしょうか。



仮想通貨には、値上がりを期待して保有する以外にも、決済や送金など、さまざまな使い道があります。
この記事では、仮想通貨の具体的な使い方11種類、仮想通貨を使い始めるための3ステップや、買った後の活用方法を詳しく解説します。
仮想通貨を使いこなし、普段の決済や、将来に向けた資産形成などに役立てたい人は、最後まで読んでみてください。
仮想通貨の具体的な11種類の使い方
仮想通貨の主な使い方は、下記の11種類です。



聞きなれない言葉もあると思いますので、ひとつずつ詳しく解説しますね。
実店舗やオンラインストアでの決済
意外かもしれませんが、仮想通貨は日常の買い物にも使えます。
2017年4月1日に施行された「改正資金決済法」にて、仮想通貨が正式に支払い手段として認められたからです。
現在は日本でも、多くの実店舗やオンラインストアで仮想通貨決済が導入されています。



こちらの投稿の通り、ぼくもバーの代金を仮想通貨で支払ったことがあります。
決済がめちゃ早くて快適でした!
とはいえ「それってPayPayで良くね?」と思う人もいると思います。
たしかに日本人が日本で仮想通貨決済を使うメリットはほぼありません。
でも仮想通貨を使えば、海外のオンラインストアで買い物する際に、為替手数料を気にせず決済できるというメリットがあります。



ほかには海外旅行先での決済にも便利ですね。
外国から日本に来た観光客にとっても、PayPayなどの日本の決済サービスより仮想通貨決済の方が便利です。
ただし、仮想通貨は値動きの激しさや処理速度の問題があるため、日常的な決済手段としてはまだ課題が多いとされています。
その点、価格が安定している「ステーブルコイン」は支払いに便利です。
ステーブルコイン:ドルや円などの法定通貨の価格に紐づいており、価格が安定するように設計された仮想通貨
なお、購入した時よりも値上がりしている仮想通貨投資で決済すると、その利益分は課税対象になります。
税務上、仮想通貨での支払いは「一度、仮想通貨を日本円に換金して、その日本円で商品を買った」と見なされるからです。
(参照元:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(情報)P.7」)



他には、仮想通貨を決済手段として使用する場合、bitbank(ビットバンク)のような仮想通貨取引所から「ウォレット」に移しておく必要がある点にも注意しましょう。
ウォレット:仮想通貨を保管しておく財布のようなもの。厳密には異なるが、いったんこのようなイメージを持てればOK。
詳しくは、仮想通貨ウォレットはどの種類がおすすめ?仕組みや注意点も解説という記事で解説しているので、こちらも読んでみてください。
公共料金の支払い
世の中には、毎月のガス代や電気代の支払いに仮想通貨を利用できるサービスも存在します。
たとえば、コインチェックの「Coincheckでんき」や「Coincheckガス」では、ビットコインで料金を支払うことが可能です。



料金の一部を割引いたり、ビットコインで還元してくれたりするのでお得ですよ。
※ただし、割引サービスと還元サービスは”選択制”
(参照元:コインチェック「Coincheckでんき」「Coincheckガス」)
また、仮想通貨の自動引き落としに対応しているサービスの場合、銀行口座振替と同じように支払えるのも便利です。
国内外への送金
仮想通貨を使えば、銀行を介さずに個人間で直接お金をやり取りできます。
仮想通貨で送金するメリットは下記の3つ。
- 24時間365日いつでも送金できる
- 送金が爆速で完了する
- 送金手数料が激安になる



銀行だと営業時間内にしか送金できないので、平日の日中が忙しくても利用しやすいのは助かりますね。
メリットの2つ目と3つ目も、従来の送金システムが抱える問題を解決してくれています。
具体例を挙げると、海外への送金システム(SWIFT)の場合、着金まで数日かかるのが当たり前です。
さらに、送金手数料が数千円、両替手数料が3~5%と非常に高くなっています。



一方、送金に特化した仮想通貨を使えば、着金は数秒で完了し、手数料はわずか数円で済みます。
送金に強い仮想通貨の代表例はリップル(XRP)です。
送金手数料は0.1円以下、送金時間は4秒前後と、圧倒的な性能を持っています。



このように、仮想通貨は国内外への送金手段としても役立っているのです。
仮想通貨の送金について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
>>仮想通貨の送金におすすめの銘柄や取引所は?送金ミスの防止策も紹介
資産としての保有
仮想通貨は、資産として保有するのにも向いています。
特定の国や企業などの管理者がおらず、発行体の破綻リスクがないからです。



仮に日本円なら日本が、米ドルならアメリカが破綻したら、これらの価値は暴落してしまいますよね。
その点、仮想通貨は特定の誰かに依存していないのが大きな強みだと言えます。
また「ブロックチェーン」という技術によって、不正や改ざんが極めて困難な仕組みになっていることも、仮想通貨が「価値の保存手段」として信頼できる理由です。



ブロックチェーンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
仮想通貨の価値を支える重要な技術であり、知っておくと投資でも大いに役立つので、良かったらチェックしてみてください。
仮想通貨の中でも、ビットコイン(BTC)はとくに価値の保存手段として優れています。
発行上限が2,100万枚と決められており、埋蔵量に限りがある金(ゴールド)と同様に希少性が担保されているからです。
ちなみに、ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれるのは、まさにこの性質から来ています。



それに対し、日本円や米ドルなどの法定通貨は、資本主義の仕組みによって発行枚数がどんどん増えていくので、価値が次第に薄まっていきます。
銀行にお金を預けているだけだと、実質的には勝手に資産が減っていくのです。
こちらの詳しい理由は、ビットコインが今後も値上がりするのはなぜ?確信できる3つの理由で解説しています。
将来お金で困らないようにするためにも、資産の一部を仮想通貨、とくにビットコインに換えておくのがおすすめです。
投資対象



仮想通貨は投資対象として、株式や不動産といった他の投資商品では到底狙えないような利回りを期待できます。
たとえば、鉄板商品であるS&P500の平均年間リターンは約8%です。
それに対し、ビットコインの2016年から2025年の平均年間リターンは約79%と、驚異的な利回りを記録しています。
ただし、爆益を夢見て、時価総額の小さいマイナー通貨(いわゆる草コイン)に投資するのは非常に危険です。



こういった通貨は、大半が一瞬で暴落し、電子ゴミになってしまうからです。
なぜ時価総額が投資判断の基準になるのかは、下記の記事で詳しく解説しています。
>>仮想通貨の時価総額とは?投資において重要な理由や調べ方などを解説
だからこそ、仮想通貨に投資するなら、時価総額が断トツのビットコインがおすすめです。
ぼくは普段から「ビットコインは中長期的に見たら、今後もほぼ間違いなく伸び続ける」と断言しています。
伸び代も、だいぶ少なく見積もっても10倍以上と、まだまだ将来性があると考えています。



ここまで強く言い切れる理由は、こちらの記事で徹底解説しているので、気になる人は読んでみてください。
>>ビットコインが今後も値上がりするのはなぜ?確信できる3つの理由
ステーキングでの運用
保有している仮想通貨を預けるだけで、報酬として利息がもらえる「ステーキング」という仕組みがあります。



銀行に預けておくよりも、はるかに効率的に資産を増やせる可能性があるのでおすすめです。
銀行預金の場合、金利が高いネット銀行でも年利0.2%程度です。
一方、仮想通貨のステーキングは年利が約1.0%付くことも珍しくありません。
またステーキングの手続きは、仮想通貨取引所内で完結するため、初心者でもかんたんに始められる点もメリットですね。



ちなみに、ステーキングと似たようなサービスに「レンディング」や「貸し暗号資産」が存在します。
仮想通貨を預けて増やすという点ではほとんど変わらないので、それぞれの違いは気にしなくて大丈夫ですよ。
ステーキングの詳細はこちらの記事で解説しているので、興味がある人はどうぞ。
>>「仮想通貨のステーキングとは?メリット・デメリットをわかりやすく解説」
DeFi(ディーファイ)での運用
仮想通貨を増やす方法には、DeFi(ディーファイ)という仕組みも存在します。
DeFi(ディーファイ):「分散型金融」という意味。銀行のような仲介者を必要とせず、ユーザー同士で直接お金の貸し借りなどを行える金融システムのことを指す。
DeFiには銀行のような仲介者がいないため、手数料を中抜きされない分、ステーキングよりも高いリターンを狙えます。



その反面、詐欺やハッキングなどのトラブルが多く、リスクはステーキングと比べて高めです。
また、利用にはメタマスクなどのウォレットが必要であるため、中上級者向けの運用方法と言えます。
DeFiサービスの中では、Uniswap(ユニスワップ)という、無人の両替所のようなサービスが有名です。
自分の仮想通貨を預けて流動性(取引注文の成立しやすさ)を提供することで、少しだけ手数料収入を得られる仕組みになっています。
DeFiについてもっと詳しく知りたい人は、「DeFiとは?仕組みやメリット・デメリットを日本一分かりやすく解説」を読んでみてください。
NFT売買
仮想通貨は、NFTの売買にも使えます。
NFT:「Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)」の略で、日本語に訳すと「非代替性トークン」という意味。ブロックチェーン技術を使って「本物のデジタルデータ」だと証明された、世界に一つだけの資産。識別番号が振られており、唯一のものだと誰でも確かめられる。



鑑定書付きの絵画や、シリアルナンバー入りカードのデジタル版みたいなイメージですね。
かんたんにコピーできてしまっていたデジタルアートや音楽なども、NFT化することで本物だと証明でき、価値が守られるようになりました。
このNFTを売買する際には、主にイーサリアム(ETH)という仮想通貨が使われます。
また、DeFiを利用するときと同様に、ウォレットが必須です。



NFTの始め方や具体的な手順は、こちらの記事ですべて解説しています。
>>【画像68枚】NFTの始め方・完全ロードマップ【初心者むけ】
ブロックチェーンゲームの利用



仮想通貨で使われている技術は、ゲームの世界も大きく変えていますよ。
ゲーム内のキャラクターやアイテムがNFTになっており、それを売買することで実際に稼げるゲームが存在します。
この仕組みは「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」と呼ばれています。



海外にはブロックチェーンゲームで生計を立てている人もいるほどです。
ただし、始めるにはウォレットが必要だったり、アイテム購入などの初期投資が必要だったりするケースが多い点には注意しましょう。
文章だけだとイメージしづらいかもしれませんが、ブロックチェーンゲームの可能性については、下記の動画を見ると明確になりますよ。
【大注目】ポケモンがブロックチェーン技術の特許取得!ゲームは新時代に突入します
組織運営の意思決定
DAO(ダオ)が発行する「ガバナンストークン」という仮想通貨を持つことで、その組織の運営方針の決定に参加できます。
- DAO(分散型自律組織):特定の権力者や管理者が存在せず、参加者みんなでルールを決めて運営していく組織
- ガバナンストークン:DAOで用いられる投票権のような仮想通貨
たとえば、MakerDAO(メーカーダオ)というプロジェクトは、ステーブルコインのダイ(DAI)を発行しています。



このMakerDAOが発行するメイカー(MKR)というガバナンストークンを多く持っているほど、運営に関する発言権が強くなるわけです。
寄付・投げ銭



最後に、寄付や投げ銭といった使い方を紹介しますね。
仮想通貨を使えば、国内外問わず、応援したいプロジェクトやクリエイターに直接かつ少額から寄付ができます。
法定通貨よりも手数料が安いのも大きなメリットです。
さらにブロックチェーン技術の特性上、「誰から誰へ寄付したか」が記録として残り、誰でも確認できます。



そのため「寄付金の使い道が不透明」という問題を解決できると期待されています。
仮想通貨を使い始めるための3STEP



使い道がたくさんあるのは分かったけど、実際に仮想通貨を使い始めるには、どうすれば良いの?



次の3STEPをクリアすれば使えるようになるよ!
すでに仮想通貨を持っている人は、STEP2から始めてください。
STEP1.取引所で仮想通貨を買う
まずは、仮想通貨を手に入れましょう。
購入方法はいくつかありますが、日本円の銀行振込で購入するのがベストです。
他の購入方法は、手数料が高かったり、手続きが複雑だったりするので覚えなくて大丈夫ですよ。



そして、初めて仮想通貨取引所の口座を開設するなら、bitbank(ビットバンク)一択です。
ぼくは2017年から仮想通貨を続けていますが、間違いなく一番使いやすい取引所だと断言できます。


bitbankで仮想通貨を購入する方法はこちらで詳しく解説しています。
>>【初心者向け】bitbankの始め方~買い方まで完全図解しました【手数料無料】



スクショの通りに手を動かすだけで、口座開設から仮想通貨の購入までかんたんに完了できますよ。
STEP2.ウォレットを準備する
DeFiやNFTなど、仮想通貨取引所の”外”にあるサービスを利用するには、先ほども触れたウォレットが必要です。



初心者がウォレットを使うなら、もっともメジャーなメタマスク(MetaMask)がおすすめです。
ユーザーが多いので、もし分からないことがあっても、調べればすぐに情報が出てきますよ。
メタマスクのアカウント開設手順や使い方、送金時の注意点などは、こちらですべて解説しています。
>>【完全図解】メタマスク(MetaMask)の使い方~送金方法
この記事の通りに進めれば、ウォレットの準備は完璧です。
STEP3.ウォレットに接続して仮想通貨で支払う



ウォレットの準備ができたら、いよいよ実際に使ってみましょう。
DeFiやNFT、ネットショップなどの場合は、ウォレットをそのサイトに接続すると支払いができます。





スマホからメタマスクなどのウォレットを開けば、PayPayのような感じでQRコードを読み取って仮想通貨決済をすることも可能です。
決済が無事に完了すると、先ほども紹介したこちらの投稿のような画面が表示されます。
仮想通貨を買ったあとは結局どう活用すれば良いの?



仮想通貨で決済したり、増やしたりと便利な使い方があるのは分かったけど、何から始めたら良いんだろう?
結論から言うと、初心者は安全な方法から始めて、慣れてきたらリスク・リターンが大きめな稼ぎ方にも少しずつ挑戦してみるのがおすすめです。
では、大まかなステップアップの流れを見ていきましょう。
初心者は現物売買やステーキングから
まずは、現物売買やステーキングから始めるのがおすすめです。
どちらも仮想通貨取引所だけで完結するため、初心者でも取り組みやすくなっています。
先ほど解説したウォレットを用意する必要もありません。



売買を行う際は、レバレッジをかけずに「現物」のみを購入するようにしましょう。
レバレッジ:元手以上のお金で取引できる仕組み。分かりやすく言うと、1万円の資金で2万円分の取引ができるイメージ
レバレッジは利益だけでなく損失も2倍、3倍と大きくなる可能性があるので、初心者のうちは絶対に手を出さないでください。
また、購入した仮想通貨は「ガチホ(長期保有)」するのが基本戦略です。
ガチホには下記のメリットがあります。
- 短期的な値動きに一喜一憂せずに済む
- 利益を確定させる(売却する)まで課税されない



ガチホがおすすめな理由や注意点は、こちらの記事にまとめています。
>>【再現性◎】仮想通貨はガチホ(長期保有)が最強?おすすめ銘柄は?
ステーキングを行う場合も、bitbankやBITPOINT(ビットポイント)といった、大手国内取引所を利用するのがおすすめです。
安全ですし、手続きもかんたんに終わりますよ。
仮想通貨投資に慣れたらDeFiやNFTなどに挑戦しても良い



現物売買やステーキングに慣れてきたら、DeFiやNFTなどに挑戦するのもアリです。
これらはウォレットが必要になりますが、仮想通貨をさらに大きく増やしていける可能性があります。
ただしリターンが大きい分、リスクも相応に大きくなるので、無理はしないのが大前提です。
ウォレットの管理も、すべて自己責任で行う必要があります。



もし挑戦するなら、いきなり大きな金額を入れるのではなく、失ってもいいと思えるくらいの「少額」から始めるのがおすすめです。
仮想通貨の使い方に関するよくある質問
最後に、仮想通貨の使い方に関するよくある質問に回答します。
- 仮想通貨で買い物をしたときの税金はどうなる?
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仮想通貨の利益が出ている状態で決済した場合、その利益分に課税されますが、その計算は複雑です。たとえば、1BTC=100万円の時に買ったビットコインを、1BTC=120万円の時点で10万円分の支払いに使ったとしましょう。
まず「10万円の支払いにどれだけのビットコインを使ったか」を計算します。今回の例では「10万円(支払額) ÷ 120万円/BTC(決済時点での価格)=1/12BTC」です。
次に「1/12BTC」を何円で取得していたかを計算します。こちらは「100万円/BTC(取得時点での価格) × 1/12BTC≒83,333円」となります。
最後に、支払額の10万円から、その分(1/12BTC)の取得価額83,333円を引きます。この差額である16,667円が課税対象となるのです。(参照元:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(情報)P.7」)
- 仮想通貨を決済に使える店はどこ?
-
仮想通貨を決済に使えるのは、全国のビックカメラやコジマなどの家電量販店が有名です。また他にも、メガネスーパーや一部の飲食店、トレーニングジムなどでも利用できます。
仮想通貨の使い方が分かったら早速活用してみよう!
この記事では、仮想通貨の具体的な使い方を中心に解説してきました。
仮想通貨の具体的な使い方が分かったら、あとは行動するだけです。
行動する人は、全体の1%しかいないと言われています。
この記事を読んで「分かった気」で終わるのではなく、今日この後すぐに行動できたら、その時点であなたは上位1%に入れますよ。



ぼく自身が具体的にどうやって仮想通貨で資産を増やしてきたのかは、公式LINEに登録すると今だけ受け取れる「仮想通貨の裏ロードマップ」で具体的に解説しています。よかったらご視聴ください。
また、公式LINEのメッセージでキーワード「じゃがいも」と送信すると、過去に配布していた特典も手に入ります。
というわけで、以上になります。






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