こんにちは
2017年から暗号資産投資をしている、しょーてぃです。
ビットコインを始めてみたいんだけど、必要な知識をまるっと教えてください!
ぶっちゃけ「ビットコインは稼げる」くらいの知識しかないけど、
実際は何がすごくて、なんで値上がりしてるの?難しい言葉ゼロで教えてください!
こんな疑問に答えます。
【この記事を読むメリット】
- ブロックチェーン技術(=ビットコインの仕組み)を体系的に理解できる
- 投資に必要な基礎知識が身につく
- 投資で損をしたり騙されたりする確率が下がる
- 失敗しない「暗号資産取引の始め方」が分かる
この記事を読めば、ビットコイン・暗号資産の基礎知識が身につきます。
暗号資産や経済のニュースも分かるようになりますし、安心して投資を始められるかなと思います!
この記事は「ビットコインの基礎がぜんぶ理解できる完全講義」です。
そのため、かなり長くなってしまいました。文字数にして約1万字。
読むのに20~30分くらいかかるかと思いますが、じっくり腰を据えて読んでくださいね。
ビットコインとは「デジタル・ゴールド」のことです
まず、ビットコインが注目されている理由を話す前に「ビットコインとは何か」という話をします。
結論、「ビットコイン」というのは、デジタル上のゴールド(=金)のことです。
なぜゴールドなのかというと、以下の通り、共通点が多いから。
【ビットコインがデジタルゴールドと呼ばれる理由】
- 金
→地球上にある金の総量には上限がある
→腐ったり、朽ちたり、改ざんされたり、消えたりしない - ビットコイン
→地球上にあるビットコインの総量には上限がある
→腐ったり、朽ちたり、改ざんされたり、消えたりしない
上記の通り、ビットコインは金と同じで「価値の保存」ができるんです。
ビットコインってデジタルのデータなのに、
改ざんされないってどういうこと??
ビットコインが改ざんされたり消えたりしない理由は、「ブロックチェーン技術」というものが深く関係しています。それは後ほど解説していきますね。
正直、あんまり理解できない…
今はまだ理解できなくて大丈夫です!
「ビットコインはデジタル上の金!価値が保存できる!」という認識だけしていただければ、
記事を読み進めていく中でしっかり理解できますので安心してくださいね。
ビットコインが起こした革命:デジタル上に価値を保存できる
さきほどは「ビットコインはデジタル上のゴールドだ!」「デジタル上に価値を保存できる!」といいましたが、イマイチ理解が進まない人もいると思います。
デジタル上に価値を保存するってどういうこと??
上記を理解するために、まずはビットコインのもとになっている技術「ブロックチェーン技術」についてサクッと解説していきます。
ブロックチェーン技術は「デジタルデータ」をコピー不能にする
ビットコインに用いられている「ブロックチェーン技術」というものを使うと、「ゲームのアイテム」や「電子書籍」「音楽」などの電子データをコピー不能にすることができます。
例えばですが、「ポケモンは今年で25周年記念なので、色違いの伝説のポケモンを配布します!」みたいなイベントがあるとします。
すると、その「色違いの伝説のポケモン」が欲しいからイベントのチケットを購入する人もいますよね。
しかし、その「色違いの伝説のポケモン」というのはただのデジタルなデータです。
悪い人がどんどん複製してしまえば、その「色違いの伝説のポケモン」の希少性はなくなり、いずれ無価値になります。
コピペが簡単なのはインターネットの良いところではありますが、それが良くない方向に働くこともありますね。
それを解決するのがビットコインです。
ビットコインのような「ブロックチェーン技術で作られたモノ」は、コピペや改ざんができないようになっているんです。
※ちなみに「アート」「音楽」「キャラクター」などをコピペ不可能にしたものを「NFT」と言います。通貨をコピペ不可能にしたものが「暗号資産(=暗号資産)」と呼ばれます。
>>NFTとは?簡単に分かりやすく解説【仕組み~作り方まで】
なぜコピペができないかというと「いろんな人がみんなで管理をしているから」なんですけど、たぶんこの説明だけだと分からないですよね。
というわけで、もう少しだけ踏み込んで
「ブロックチェーンとはなんなのか。なぜコピペできないのか」を5分で解説しますね。
これを読めば、友達に説明できるくらいの知識は身につきます。
ブロックチェーンとは「みんなで管理する台帳(記録用紙)」
ブロックチェーンとは、上記のような「情報のブロック」を「チェーン状」につなげた「分散型台帳」のこと。
「分散型」も「台帳」も意味不明…
すみません、、、
かみ砕いて説明します
まずは「分散」とはなんなのか説明するために、反対語である「集中」と比較してみましょう。
- 中央集権(=集中)…銀行やポイントのように「一部の管理者が管理しているもの」
→「明日からコンビニ支払いには楽天ポイントが付かなくなります」と楽天が言えば、その通りになる。 - 非中央集権(=分散)…シェアハウスや共同畑のように「みんなで管理しているもの」
→Aさんが「この畑を埋め立ててビルを建てよう」といっても、みんなが反対するから実現できない。
上記のようなイメージです!
「中央集権」と「非中央集権(=分散型)」って聞くと難しく感じるけど、
「誰かが管理するシステム」と「みんなで管理するシステム」って言いかえれば分かりやすいかも!
その理解でOKです!
そして、ビットコインに使われている「ブロックチェーン技術」というのは、
「サーバー」をみんなで管理している!と覚えておけば完璧。
それにより「サーバーダウン」とか「ハッキング」とかが起こらなくなります!
この説明だけでは分からないと思うので、もっと具体的に説明しますね!
ビットコインは「サーバー」をみんなで管理しているから改ざん不可能
そもそも「サーバー」って何だっけ?
サーバーをみんなで管理するとサーバーダウンもハッキングも起こらなくなる?
どういう意味?
「サーバー」の具体例はこんな感じです!
例えばTwitterというのは、上図のように真ん中に大きなサーバーというものがあって、みなさんはそこに「ツイート」を送信しているんですね。
そしてそのサーバーが、みなさんのスマホにデータを飛ばして、いろんな人のツイートを表示させてるんです。
GoogleもTwitterも含め、ほぼ全てのWebサイトは
「誰かが管理しているサーバー」を経由して動いています。
だからサーバーが攻撃されたり不具合が起きたりすると、Googleにアクセス不可になったり、Twitterが見れなくなったりするのか!
「サーバーメンテナンスのため使用不可です」みたいなこともたまにありますね!
もしも悪い人が銀行のサーバーをハッキングして「あなたの口座残高=0円」とデータを書き換えたらどうでしょう?
ヤバいですよね。中央集権型のものにはこういったリスクもあるんです。
もちろん、銀行やGoogleなどのセキュリティは世界最強レベルなので、ハッキングの心配は不要ですが。
一方、ビットコインに使われている「ブロックチェーン技術(=分散型台帳)」には特定のサーバーが存在しません。
以下のように「みんなで管理」するシステムになっています。
上記のように、ブロックチェーンというのは、みんなが少しずつ「サーバーの役割」をするシステムなんです!
余談ですが、上記のようなシステムを「Peer to Peer(ピア-ツー-ピア)ネットワーク」と呼び、略して「P2P」と書かれたりします。
ちなみに「ピア」というのは「対等/個」みたいな意味です。
なるほど!
- 今までのシステムは「特定の誰かがサーバーを管理」
- ブロックチェーンは「みんなでサーバーを管理」
ってことだね!
そして「みんなでサーバーを管理」するメリットは、ハッキングや不正、改ざんができなくなること。
先ほど説明した通りブロックチェーンで作られたシステムはみんなで管理しているので、誰かが改ざん・不正をしようとしたらすぐに分かるんですよね。
ひとりだけ違う動きをしていたら明らかにおかしいので、不正に気づけます。
また、一度作られた「ブロック」はもう修正できない仕組みになっているので、過去のデータの書き換えも不可能です。
この「不正や改ざんができないこと」がブロックチェーン技術のスゴイところ。
そしてこのブロックチェーン技術を「お金」に応用したのが「ビットコイン」というわけです。
「ブロックチェーン」というのは「分散化」して「改ざん不可能」にする技術のことで、
「ビットコイン」はその技術を使ったコインってことか!
ここまで理解できたでしょうか?1回読んだだけで理解できた人はかなり優秀だと思います。
イマイチ理解できない人も、ゆっくり丁寧に読み直してみれば理解できると思いますので、あきらめずについてきてください!
ここを理解できれば、今後NFTの仕組みを勉強したときなど、すんなり理解できるようになるはずです。
ビットコインの仕組み【マイニングとは?】
ビットコインは先ほど説明した通り、みんなで管理しています。
しかしここで以下のような疑問を感じる人もいるかもしれません。
あれ、ビットコインのシステムを管理するのってどうやるの?
管理する人にメリットってあるの?
ボランティアじゃないでしょ?
こういう疑問が出てくるのは当然です。
結論、システムを管理するとビットコインがもらえるからみんな管理したがるんです。
これを読んでいるあなたも、ビットコインの管理に参加できるんですよ!
ちなみにビットコインのシステムを管理することを「マイニング(=採掘)」といい、
管理する人を「マイナー(=採掘者)」と呼びます。
マイニングの仕組みは下記の通り。
誰かのビットコインの取引を記録する(=計算する)ことで、報酬がもらえます。
ちょっと難しくなってきたと思うので、ビットコインの仕組みを復習しつつ、マイニングの流れをイチから解説します!
【ビットコインの仕組み、マイニングの流れ】
- 世の中のあらゆる人が、ビットコインを売買したり送金したりしている
- ビットコインは「1つの通帳をみんなで管理しているシステム」なので、これらの取引記録をすべて1つの台帳に記帳する必要がある
※「記帳」=取引内容を書き込んだブロックをチェーン状に繋ぐこと - 記帳作業=複雑な計算問題を解くこと
- マイナーがパソコンの計算能力を使って計算問題を解く
- 最初に計算問題を解けたマイナーが、報酬としてビットコインを貰える
※このときビットコインが新規発行されます。
※発行上限は2100万枚です。
ちょっと駆け足で進めてしまいましたが、以下の理解をしておけばOKです!
- ビットコインのシステムを管理することを「マイニング」という
- マイニングには、たくさんの計算処理が必要
- 「最初に計算できた人(=記帳できた人)」にビットコインが支払われる
- だからみんなマイニング(=ビットコインシステムの管理)をしたがる
つまりみんなが自分の利益のために動くだけで、自然とシステムとして成り立つということです!
余談ですが、こういった分散型で誰も管理しなくて良い仕組みのことをDAO(ダオ)と言います。これから頻繁に聞く言葉になると思いますので、覚えておくと良いかもです。
ここまでの復習【ビットコインの概念、電子マネーとの違い】
ちょっと難しい話が続いたので、ここでいったん復習します!
【ビットコインの概要まとめ】
- ビットコインはデジタル上のゴールド
- インターネット上に価値を保存できる、革命的な技術
- 非中央集権でみんなで管理するシステム
- コピペや改ざん不可能
上記が理解できれば完璧です。
ここまで理解できた人は、「ビットコイン」と「電子マネー」の違いを説明できるようになっていると思います。
理解度チェックとして30秒ほど、頭のなかでこれらの違いを説明してみてください。
以下のような説明ができたでしょうか?
【ビットコインと電子マネーの違い】
- 電子マネーは「中央集権」
→例えば楽天ポイントは、楽天が潰れたら使えなくなる - ビットコインは「非中央集権」
→どこの会社が管理しているわけではないので、潰れる心配がない
ビットコインの仕組みについての説明は以上です!
ここまで読んで理解できた人は、ビットコインの理解度で国内上位5%に入れるレベルだと思いますので自信を持って良いと思います。
基礎の理解が済んだところで、ここからは「ビットコインの目指す感動の世界」を解説していきます!
ぼくは「暗号資産信者」なので、みなさんにこの感動を布教していきますね。
ビットコインの目指す未来は「平等な世界」
この章では「ビットコインの目指す未来」について解説します。
なぜそんなことを知る必要があるかというと、
「ビットコインの目指す未来」を知ることで、自分なりの信念・価値観を持ってビットコインへ投資できるようになるから。
これを甘く見る人も多いんですが、ぼくはかなり重要だと思っています。
というのも投資の世界では、うわさ、誤情報、他人の煽り、これらに影響されたり感情的に売買したりすると、あっという間に資金を失うから。
自分の資産を守るためにも
「あなたが投資する”ビットコイン”の目指す未来はなんなのか」
しっかり理解しておきましょう。
というわけで本題に入ります。
結論、ビットコインの目指す世界は「誰にも管理されない、自由な金融の世界」です。
【ビットコインの起源】
BTCのブロックチェーンの最初のブロックには
「銀行救済に二度目の公的資金注入へ」と書かれています。ここから下記のような思想が読み取れますよね。
✅金融緩和しまくると貧富の差が拡大しちゃう!
✅政府は金融市場を自由にコントロールするな!まさに非中央集権主義
— しょーてぃ@cryptoゲーマー (@sho_tea_blog) December 11, 2021
上記ツイートの通り、ビットコインのブロックチェーンの最初のブロックには、「銀行救済に二度目の公的資金注入へ」という、イギリスのタイムズ紙の見出しが書かれているんです。
カンタンに言うと
- 政府が自由にお金を刷ったり、金融市場をコントロールできるのはおかしい
というメッセージであると読み取ることができます。
例えばリーマンショックやコロナショックが起きたとき、政府は世の中にお金をバラまきますよね。
「給付金」とか「補助金」とか、あとは「上場企業の株の買い支え」とか、こういうことを政府はやっているわけなんです。
え?お金をバラまいてくれるのはありがたいんだけど、、、
なにが問題なの?
世の中にお金をバラまくと、貧富の差が拡大してしまいます。
お金持ちはよりお金持ちになるということです。
例えば、コロナショックで日本の株価の下落が大きくなってしまったとき、政府は上場株式の買い支えをします。つまり、実質的には「あなたたちから集めた国家予算を使って、政府が株を買いまくる」ということです。
つまり「政府がお金をバラまくこと」によって得をするのは、「既存の投資家(お金持ち)たち」というわけです。
例えばユニクロの創業者の柳井さんは、ユニクロの株を1.5兆円ぶんくらい持っています。
政府が株を買い支えるということは、実質的に国のお金を使って柳井さんの資産を守っている、増やしているのとほぼ同義ですよね。
国としてはユニクロという大企業が潰れたら困るわけなので、政府が株の買い支えをするのもまあ分かるんですが、
とはいえ「国民から集めたお金を、一部のお金持ちに還元している」という現状は不健全ですよね。
「この問題を解決したい!」と作られたのがビットコインです。
- 非中央集権なので特定の誰かの自由にはできない
- 発行上限があるのでそもそもお金をバラまけない
要するに、「平等な金融の世界」を目指しているというわけですね。
補足:ビットコインは「銀行口座を持てない人」を救う
あとは東南アジアとかの「住所や信用がないせいで銀行口座を持てない人」にも平等なのがビットコインの革命的なところです。
事実として、世界の貧困層の75%は銀行口座を持っていません。そうなると送金もできないし、投資もできないし、お金を守ることだってできません。
インターネット上で仕事を探そうにも、報酬を受け取る口座がないので稼げませんよね。
しかしビットコインなら、誰でもインターネット上にウォレット(=お財布/口座)を作ることができ、世界中の人とお金のやりとりができます。
ビットコインのおかげで、世界中の誰にでも仕事を依頼できるようになりました。
実際にぼくはフィリピン人に仕事を発注して、お給料を暗号資産で支払っています。
具体的なことは下記記事に書いていますので、気になれば参考にどうぞ。
ちなみにですが、銀行口座を持てないということは、自国通貨しか持てない人も大勢いるということです。
例えばジンバブエドルやトルコリラしか持てない人はハイパーインフレ(≒政府がお金を刷りまくること)の被害をモロにくらいましたよね。
去年までは10ジンバブエドルでお肉が買えてたのに、
今では10000ジンバブエドルを払わないとお肉を買えない…
こんなの恐怖でしかないですよね。
これは他人事ではありません。実際、2021年の1年間で、トルコリラの価格は約50%ほど落ち込みました。
一方ビットコインは発行上限が決まっているので、ハイパーインフレは起こりませんし、政府も介入できません。安心ですね。
こういう「自国の通貨が不安定な国」に住んでいる人は、国内通貨よりもビットコインを持ちたい気持ちになるのも分かりますよね。ちなみに2021年9月、エルサルバドルという国はビットコインを国内通貨にしました。
ちなみに「日本円」だって政府がお札を刷りまくったら価値は下がりますし、もはや政府次第なんですよね。
というわけで、ビットコインの理念については以上になります。
ここまで理解できた人なら、「ビットコイン?よくわからないけど上がりそうだから買ってみよ~」なんていうことは起こらないと思いますし、自分の信念をもって投資ができるようになっているはず。
少なくとも、「よく分からないまま直感と感情に従って売買する」という愚行は避けられます。
ビットコインの将来性【今後は上がるの?下がるの?】
多分みなさんが気になるのは、ビットコインが上がるのか?という点ですよね。
結論、未来は誰にもわかりません。
とはいえ現状を分析すれば、将来性を評価することは可能です。
少なくともぼくは、ビットコインの価格は今後も上がっていくと確信しています。
どのくらい確信しているかというと、総資産の3割を暗号資産に投資しているほど。
ぼくが「ビットコインの価格は今後も上がり続ける」と確信している理由は以下の通り。
※2022年1月の情報です。
★ぼくが「ビットコインの価格は今後も上がり続ける」と確信する理由
- BTCの時価総額(世界中のビットコインの総額)は100兆円にまで達している
→ちなみにAppleは270兆円、トヨタの時価総額は33兆円。 - 世界中の巨大企業がBTCを保有しはじめた
→テスラやマイクロストラテジー社など、あらゆる企業が参入し始めた。さらにはFaceBookが社名を「Meta」に変更した。 - BTCの発行上限は2100万枚と決まっており、それ以上増えない
→保有者が亡くなったり送金ミスをしたりするとBTCは世の中から減っていく。すると価値は上がる。 - BTCのETFが誕生
→株と同じようにBTCを買えるようになり、世界中から資金が集まりやすくなってきている - 「金」の価格は長期で見ると上がり続けている
→デジタルゴールドであるBTCも上がり続ける可能性が高い。>金の価格推移はコチラ - ブロックチェーン技術は、世の中のあらゆる問題を解決できる
→本記事で解説した通り。この記事を読めばそのポテンシャルを理解できると思います。
主に上記の理由で「ビットコインの価格は今後も上昇していくだろう」とぼくは確信しています。
余談ですが「日本円やドル=安定」というのも、ぼくはちょっと疑問に思っているんです。
というのも通貨の歴史を見ると、ドルが基軸通貨として安定し始めたのは1944年で、まだ80年も経っていないんですよね。過去80年安定していただけでは「今後50年、100%ドルは安定」とは言えないと思いませんか?
だからぼくはBTCにも資産を分散しています。
ビットコインのリスクと課題
もちろん、ビットコインにも課題とリスクがあります。
【ビットコインのリスク】
- 国の規制が入って取引に支障が出る
→国が「ビットコインの取引を禁止にします」と規制したら売買できなくなる
→国が「ビットコインの税率を80%にします」と規制したら - 送金操作をミスするとBTCが失われる
→送金先のアドレス(メールアドレスのような文字列)を1文字でも間違えると、送金したBTCは永久的に失われる - 価格変動が大きい
→昨日は1BTC=600万円だったのに、1か月後は100万円になっている…なんてこともあり得る - 取引所の破綻リスクがある
→ブロックチェーン自体は改ざん不能ですが、「暗号資産の取引所」は「銀行」と同じなのでハッキングされる可能性がある。
→とはいえ国内の有名な取引所の場合は大企業がバックにいるので、返金保証はほぼ間違いなくされそう。 - マイニングの消費電力が多くてエコじゃない
→本記事で解説したように、マイニング(=ビットコインシステムの管理)には膨大な計算が必要なため、それだけ電力消費量も多い。今後改善されていく予定。
ビットコインなどの暗号資産に投資するときは、上記のリスクを踏まえて判断してくださいね。
投資に関するリスク管理は以下の記事を参考にどうぞ。
ビットコインの買い方・売り方
ビットコイン等を売買するには「暗号資産の取引所」に登録しなければなりません。
ちなみに取引所は日本にいくつかあります。
銀行にも、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行などありますよね。
それと同じように、暗号資産取引所もいくつかあるんです。
代表的なのは、コインチェック、Zaif、GMOコイン、DMMビットコインなどなど。
それで結局のところ、どこがおすすめなの?
結論、コインチェックがおすすめです。その理由は以下の通り。
【コインチェックをおすすめする理由】
- どこよりも使いやすい
- セキュリティがすごい
- バックに超大企業である「マネックスグループ」がいるので、もしものときに保障してくれる可能性が高い
- 「販売所」は手数料が高いけれど、「取引所」で買えば無問題なため
特にセキュリティが決め手ですね。
というのも2018年1月にコインチェックから約580億円ぶんの暗号資産が流出した(ハッキングされた)事件があり、そのときセキュリティ対策が根本から見直されたから。
さらには国内最大手の証券会社である「マネックスグループ」に買収され、よりセキュリティや保障が強化されました。
コインチェックの登録方法は下記の記事で徹底図解していますので、参考にしてくださいね。
ビットコインの買い方、売り方も教えてほしい!
コインチェックの登録が済んでいる人は、
以下の記事の手順通りに売買してみてくださいね!
※「コインチェックは手数料が高い」んですが、手数料をゼロにする方法も記載しています
ビットコインの基礎知識まとめ
本記事ではビットコインの基礎知識から始め方まで一通り解説しました。
とはいえ、あまりに記事が長すぎて忘れちゃいますよね。
というわけで、この章で少しだけ復習しておきます。
正直、ここまで読み進められた人は多くないと思います、、、
しかし逆に、ここまで読み進められて理解できたなら、暗号資産の世界で稼げる可能性はけっこう高いんじゃないかなとも思っています。
そういう人のために、最後に重要なポイントを振り返っていきます。
ちなみに、「ここまで読み進めた人なら暗号資産で稼げる可能性が高い」と言った理由は、基礎知識と読解力のある人は、暗号資産の世界で脱落するリスクが限りなく低いから。
資金ゼロになって脱落…というのを回避できれば、今後いくらでも稼ぐチャンスはあります。せっかくの成長市場ですので、とにかく長く生存し続けて、美味しい汁を吸いましょう。
一方、稼げない人は「○○コインは稼げるらしい!インフルエンサーが言ってたし間違いない!」と中身のない詐欺コインを買ってしまったり、仕組みも分からない「○○マイニング」とかいう商材に投資してしまって、資金ゼロになって脱落します。
仕組みを理解していれば、
明らかな詐欺コインや詐欺商材は見抜くことができます!
みなさんには騙されてほしくないので、しつこいかもですが最後に念押しさせていただきました。
というわけで本記事の復習です!
【ビットコインの基礎知識まとめ】
- ビットコインはデジタルゴールド
- インターネット上に価値を保存できる、革命的な技術
- 非中央集権でみんなで管理するシステム
- 改ざん不可能
- 政府などの介入がない、みんなに平等な世界を目指す
このあたりを自分の口で説明できるようになれば、もう基礎知識は完璧です。
他にも暗号資産に関する記事を書いていますので、よければ参考にしてくださいね。
というわけで、以上になります。
おわり。コメントはこちらへ▼