
仮想通貨は売らずにガチホしたほうが良いって聞くけどなんで?



ガチホするとしたらどの銘柄が良いの?
仮想通貨を長期保有する「ガチホ」という戦略があることを知ったものの、このような疑問が出てくる方もいるのではないでしょうか?
まず、ぼくは「仮想通貨はガチホしたほうが良い」という意見に強く賛成します。



実際にぼくは、ビットコインを始めとする仮想通貨のガチホをメイン戦略にして、今ではFIREできるくらいまで資産を大きく増やしてきました。
そのため、この記事ではガチホが最強と言えるくらいおすすめな理由を解説します。
一方、デメリットや注意点もあるので、そちらも漏れなくお伝えします。



さらに「ガチホするならこれしかない」という仮想通貨も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ガチホ戦略の圧倒的な強さを理解することで、今後仮想通貨が暴落しても動揺せず、その後の爆上げで資産を大きく増やせるようになるでしょう。
仮想通貨のガチホとは長期保有すること
仮想通貨のガチホとは、一度購入したら基本的に売却せず、長期間にわたって保有し続ける投資スタイルです。



ガチホは「ガチでホールドする」という意味で、投資家の間ではよく使われる用語ですね。
ガチホの目的は、短期的な価格の変動に惑わされず、数年単位で将来の大きな値上がり益を狙うことにあります。
たとえば、買った仮想通貨の価格が一時的に半分になったとしても、慌てて売らずにじっと耐えるイメージです。



一時的に暴落しても売らない握力が試されます。
その重要性や、心が揺らぎそうになったときの対処法は、のちほど解説するのでお楽しみに。
仮想通貨のガチホが最強におすすめな5つの理由
ぼくが仮想通貨のガチホを超おすすめしている理由は、下記の5つです。
それぞれ分かりやすく解説します。
投資初心者や忙しい人でも利益を出しやすい
仮想通貨のガチホは、投資初心者や忙しい人には特におすすめ。
投資の専門知識や、チャートに張り付く時間が必要ないからです。



短期売買で利益を出すには「世界経済の動向を深く理解する」「複雑なチャートを分析する」などの高度なスキルが求められます。
また、常に価格の動きをチェックする必要があるため、多くの時間と集中力を要します。
一方、ガチホであればいったん購入したあとは基本的に保有し続けるだけなので、日々の細かい価格変動は完全スルーで問題ありません。
中長期的に値上がりしていく銘柄を選ぶことは必要ですが、それさえできれば、あとは買って放置するだけです。



平日は仕事や育児で忙しい人でも、自分のペースで再現性高く資産を増やせるのがガチホの大きな強みですね。
積立投資と組み合わせてさらにリスクヘッジできる
ガチホに積立投資を組み合わせると、さらにリスクを抑えられます。
積立投資:毎月一定額を投資する手法
積立投資にも、ガチホと同じように「短期的な値動きを気にしないで良い」というメリットがあります。
なぜなら、自動的に「ドルコスト平均法」の効果が発揮されるからです。
ドルコスト平均法:毎月一定額を使い、価格が安いときにたくさん、価格が高いときには少しだけ買い付けて平均取得単価を下げる投資手法



たとえば毎月1万円を仮想通貨に投資すると決めておいた場合、1枚5,000円のときには2枚しか買えませんが、1枚2,000円に下がったときには5枚も買えます。
つまり、暴落したところで全然ダメージを受けません。
むしろ仮想通貨を大量に仕込めるただのボーナスステージになりますし、値上がり時には純粋に資産が増えてハッピーです。
しかも、仮想通貨のように値動きの激しい投資商品は、乱高下すればするほど取得単価を低く抑えやすくなる傾向があります。



このように、ガチホと積立投資を組み合わせることで、暴落によって資産を減らしてしまうリスクがほぼなくなるのです。
なお、仮想通貨投資におけるドルコスト平均法の強みはこちらで解説しているので、よかったら参考にしてください。
初心者でもプロ並みに安定した運用成績を狙えるため、仮想通貨のような価格変動が激しい投資と相性抜群です。
また、積立投資の始め方はこちらで口座開設から自動積立設定までスクショ付きで完全解説しています。



記事を真似して手を動かすだけで、今すぐかんたんに積立投資を始められますよ。
ステーキング(貸し暗号資産)やDeFiも行うと効率よく資産を増やせる



ガチホしてる仮想通貨をただ寝かせておくだけなのって、なんかもったいない気がする!



確かに持っているだけだと値上がりは期待できても、追加で資産を生み出してくれるわけじゃないからね。
だからぼくは持っている仮想通貨を「ステーキング(貸し暗号資産)」や「DeFi」に回すことを全力でおすすめしてるよ!
ステーキング(貸し暗号資産)やDeFiは、仮想通貨を運用してさらに増やせるサービスです。
まずステーキング(貸し暗号資産)から解説しますが、こちらは仮想通貨を取引所に貸し出す代わりに、報酬として新たな仮想通貨を手に入れられる仕組みになっています。
※厳密には、ステーキングというのは「Proof of Stake(PoS)」などのアルゴリズムを採用しているブロックチェーンネットワークに特定の仮想通貨を預けることでシステム維持に貢献し、その報酬として仮想通貨を得る仕組みです。
しかし「仮想通貨を預けて報酬を得る」という点で、貸し暗号資産やレンディング、取引所のステーキングサービス(貸し暗号資産)などをまとめて「ステーキング」と表現するケースが一般的です。
つまり、厳密に違いを理解できていなくても、ステーキングを利用する分には特に問題ありません。
もっと詳しく知りたい人は【仮想通貨のステーキングとは?メリット・デメリットをわかりやすく解説】を読んでみてください。



さらに高い利回りを狙えるDeFiという方法もありますが、専門知識が必要で少し難易度が高めです。
DeFi(分散型金融):銀行のような仲介者を必要とせず、ユーザー同士で直接お金の貸し借りなどを行える金融システム
そのため、基本的にはBybitやBitget、または大手国内取引所でのステーキング(貸し暗号資産)をおすすめします。
それでもDeFiを検討したい人は、こちらの記事をどうぞ。
また、仮想通貨を効率よく増やす方法はこちらの記事にまとめてあるので、あわせて読むと資産の増加スピードがさらに加速しますよ。
取引手数料を抑えられる
仮想通貨の取引手数料は、売買のたびに発生するのが一般的です。
それゆえ、ガチホ戦略には取引手数料を節約できるメリットがあります。



ガチホだと取引回数が自然と少なくなるので、その分手数料も節約できる、ということですね。
ただし、ぼくがおすすめしている積立投資の場合は、買い付けの度に「スプレッド」という仲介手数料のようなものがかかります。
とはいえ、積立投資には「積立投資と組み合わせてさらにリスクヘッジできる」で解説したように、手数料の負担を補って余りあるほど大きなメリットがあります。



だからこそ、ぼくは積立投資を強くおすすめしているんです。
しかし、それでも取引手数料を抑えたい人は、仮想通貨を一括で購入してそのまま放置しましょう。
税金をすぐに納めなくて良い
仮想通貨をガチホすることで、税金の支払いを先送りできます。
仮想通貨の投資で得た利益に税金がかかるのは、保有している仮想通貨を売却して利益を確定(利確)したタイミングだからです。



つまり、ガチホしている間にどれだけ含み益が増えても、日本円などに交換しない限りは課税されません。
ただし、注意点が2つあります。
- 保有している仮想通貨を他の銘柄に交換したときも課税対象となる(例:BTCからETHに交換した場合)
- 課税所得額が大きくなるほど税率が上がる「累進課税制度」により、ガチホで利益が膨らむことで税負担がかえって重くなる可能性がある



大きな利益が出た場合は、一度にすべての仮想通貨を売却するのではなく、数年に分けて少しずつ利確するのも賢い戦略のひとつですね。
仮想通貨をガチホする3つのデメリット
ここまでガチホのメリットを解説してきましたが、もちろん良いことばかりではありません。
下記の3つのデメリットもあるため、メリットとの両面を把握したうえで、実際に仮想通貨をガチホするか検討しましょう。
ひとつずつ解説しますね。
短期トレードと比べて資金効率が良くない
ガチホは、短期トレードと比較して資金効率で劣っている側面があります。
資金効率とは、投資した資金に対してどれだけ効率的に利益を生み出せているかを示す指標で、基本的には資金を運用に回すほど高まります。
その点、ただ保有しているだけのガチホでは、仮想通貨が直接的に利益を生み出してくれるわけではないため、資金効率が良いとは言えません。



ただし資金効率を求めすぎると、その分リスクも大きくなります。
短期トレードは、うまくいけば利益を最大化しやすい反面、高度な知識とチャート分析力が求められます。
投資初心者が挑戦しても、ほぼほぼ大切な資金と時間を溶かしてしまうだけでしょう。



ガチホによる機会損失は、安全に資産を増やすための「必要経費」のようなものだと考えておくと良いかもしれませんね。
長く持つほどハッキングや取引所破綻などに遭うリスクが上がる
ガチホ戦略の場合、数年単位で仮想通貨を保有し続けるため、その分ハッキングや取引所の破綻といった事件に遭遇する可能性は高まります。



「じゃあ、どうやって大切な資産を守ればいいの?」と思いますよね。
結論として、金融庁から認可を受けている信頼性の高い国内取引所(コインチェックやbitbankなど)に預けておくのが一番安全です。
「自分で管理するウォレットの方が安全じゃないの?」と思う人もいるでしょう。
しかし、ガチホするだけなら仮想通貨ウォレットは使わないほうが良いとぼくは考えています。
秘密鍵の管理が非常に大変で、万が一紛失したら二度と資産を取り出せなくなるからです。



ただし、DeFiに挑戦するならウォレットは必須になります。
仮想通貨ウォレットの仕組みや種類などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい人は参考にしてください。
なお、ガチホと積立投資を組み合わせるなら、ぼくは安全性抜群で気絶放置できるコインチェックを一番おすすめしています。
他の仮想通貨取引所の自動積立サービスでは、取引所の口座に資金を手動で入金しないといけないのですが、コインチェックは銀行口座から直接引き落としてくれるのでめちゃくちゃ楽なんですよね。
しかも大手マネックスグループ傘下であり、預け入れていた資産が失われた際にも手厚い補償を受けられる可能性が高いため、万が一ハッキングに遭っても安心です。



実際にコインチェックは2018年にハッキングされてしまいましたが、当時の顧客資産の損失分を全額補償している実績があります。
取引所選びではセキュリティ面ももちろん大事ですが、実はこのような損失補償の手厚さのほうがずっと重要なんですよね。
ハッキングを完全に防ぎきることは、どの仮想通貨取引所だろうと現実的には困難なので。
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他のおすすめの国内仮想通貨取引所はこちらで紹介しているので、他の取引所も比較検討してみたい場合は参考にしてください。
この見出しの内容をまとめると、仮想通貨は長期間保有するほど、どこかのタイミングでハッキングや取引所破綻などに巻き込まれてしまうリスクは上がっていきます。
ですが、取引所選び次第ではそのようなリスクを大幅に抑えることが可能です。
使えるお金が増えるまでに時間がかかる
ガチホは、基本的に利益を確定させずに長期間保有し続ける戦略のため、すぐに使えるお金が増えるわけではありません。
そのため、早く手元のお金を増やしたい人には不向きと言えます。



含み益が増えていくのを見ながらも、実際にはそのお金を使えないもどかしさを感じる場面があるかもしれませんね。
ガチホはあくまで数年後を見越した長期的な資産形成の手段だと割り切りましょう。
仮想通貨をガチホする際の注意点と対策3つ
ここからは、実際に仮想通貨をガチホしてみたくなった人に向けて、注意点と対策を3つ解説します。



どれも初心者が陥りがちな罠なので、ハマらないようにしたいですね。
暴落時に焦って売らないようにする
投資の鉄則は「安く買って高く売る」ことです。
したがって、価格が暴落したタイミングで焦って売ってしまったら、それまでコツコツとガチホしてきた意味がなくなってしまいます。
とはいえ、暴落に直面してもなお平常心を保ち続けるのは、決してかんたんではないのも事実です。



人間は利益を得た喜びよりも、損失を出した苦痛を2倍も大きく感じてしまう性質があるんですよね。
なので、冷静でいようと思っても焦ってしまうのは仕方がありません。
そこで重要になるのが、暴落に対する「知識」と「心構え」です。
なぜ仮想通貨が暴落するのか、そして暴落した際には具体的にどう対処すればいいのかを事前に学んでおけば、いざというときも余裕で耐えられますよ。



なお、仮想通貨が暴落する理由や対処法はこちらの記事で詳しく解説しています。
この記事を読んでおくだけで、暴落をかんたんに乗り切れるどころか、むしろ喜べるようになりますw
ガチホする銘柄を間違えない
ガチホ戦略においては、保有する銘柄選びが超重要です。
仮に将来性のない銘柄を選んでしまうと、長く保有するほど価格が下がり続け、最終的にはほぼ無価値になってしまう可能性が高いからです。



特に注意すべきなのが、時価総額が低く価格変動が激しい、いわゆる「草コイン」。
一発逆転を狙って手を出す人もいますが、そのほとんどはすぐに電子ゴミ同然となってしまうので、ガチホには全く向いていません。
なお、草コインの特徴やリスクについてはこちらの記事で解説しています。
草コインに限らず将来性のない「オワコン銘柄」の共通点はこちらの記事で紹介しているので、ガチホしてはいけない通貨を見分けられるようになっておきましょう。
売り時を間違えない
仮想通貨のガチホで利益を最大化するには、売り時を間違えないことも大切です。



暴落時に売らないのはもちろんですが、まだまだ価格が伸びていく局面で売ってしまうのももったいないですね。
では適切な売り時についてですが、結論「上昇トレンドが終わった時」がおすすめなタイミングです。
トレンド:相場の方向性のこと。「上昇トレンド(下降トレンド)」であれば価格が上がっていく(下がっていく)傾向にあることを示す。
一度、下降トレンドに転換してしまうと、そこからどんどん価格が下がっていく可能性が高くなります。



天井で売り抜けるのはプロでも至難の業ですが、トレンドを意識するだけで利益は大きく変わってきますよ。
トレンドの把握方法を詳しく知りたい人は【ビットコインを現金化する方法・手数料や税金に関する注意点を解説】を読んでみてください。
仮想通貨をガチホするならビットコイン一択



ここまでの内容は理解できたけど、ガチホする銘柄って結局どれが一番良いの?



結論、ビットコインが断トツでおすすめ!
ビットコインには、これまでバブルのたびに必ず最高値を大幅に更新してきた実績があります。
過去のデータ通りに考えれば、次のバブルでも大きく価格を伸ばす可能性のほうが圧倒的に高いでしょう。



ぼく自身、ビットコインの仕組みや市場経済の基礎基本から徹底的に学んだ結果、中長期的にはまだまだ値上がりしていくと確信しています。
だからこそ、保有している仮想通貨の9割をビットコインに集中させているんです。
アルトコインの中には、短期的にビットコインを上回る上昇を見せる銘柄もあります。
しかし、ガチホする銘柄選びで重要なのは、短期的な爆発力よりも中長期的に成長していく確率の高さです。



この観点で言うと、他の仮想通貨が上がったらビットコインも上がるようになっているので、結局ビットコインが最強なんですよね。
ビットコインが今後も値上がりすると確信できる理由はこちらで詳しく解説しているので「ビットコインを推しすぎじゃない?」と思った人はぜひ読んでみてほしいです。
どうしてもビットコイン以外の銘柄にも投資したいという場合は、せめてメジャー通貨を選んでください。
具体的には、時価総額ランキングで10位以内に入っていて、かつ「オワコン銘柄」の特徴に当てはまらないことが条件です。



ちなみに、仮想通貨の時価総額はCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)というサイトで確認できますよ。
仮想通貨投資で堅実に資産を増やすならガチホが最強
この記事では仮想通貨のガチホ戦略について、最強と言える具体的な理由から注意点、おすすめの銘柄まで解説してきました。
- ガチホは初心者や忙しい人に最適な投資法
- 積立投資と組み合わせてリスクを抑えつつ資産を大きく増やすことが可能
- ガチホする銘柄は将来性の高いビットコイン一択
ガチホで資産を育てることで、お金だけでなく、日々の値動きに一喜一憂しない「時間の自由」も手に入れられます。
数年後、ぼくのように会社に縛られない生活を送ることも決して夢ではありません。



ビットコインに積立投資しながらガチホするのが最強なのはよく分かった!
でも、この戦略にはどの取引所が向いているのかな?



ビットコインガチホ用の取引所は、記事内でも紹介した通りコインチェックを選んでおけば間違いないよ!
- 銀行口座から直接自動で引き落とされるので、取引所に入金しておく必要すらない(他社は取引所口座への入金が必須)
- 大手マネックスグループ傘下なので、万が一の際にも資産が高確率で守られる安心感がある
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というわけで、以上になります。
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