
仮想通貨と暗号資産、ニュースやSNSで見るたびに表記が違って混乱する…



今さら聞けないけど、この2つって同じもの?それとも別物?
このような呼び方の違いが気になって、仮想通貨投資の勉強でつまずいている方もいるのではないでしょうか。



一言で表すと「仮想通貨」と「暗号資産」は完全に同じものです。
そのため、異なる用語が使われていても気にする必要はありません。
ですが「コイン」や「トークン」など、他にも紛らわしい用語が出てきて困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、仮想通貨(暗号資産)の関連用語についても解説します。



電子マネーとの違いや、仮想通貨投資の始め方など、あわせて気になりそうなポイントもお話ししますね。
用語の違いに関するモヤモヤを解消し、自信を持って仮想通貨投資を始められるようになりたい方は最後までご覧ください。
仮想通貨と暗号資産の違い|完全に同義語
結論から言うと「仮想通貨」と「暗号資産」はまったく同じものを指しています。
情報収集をしている際にどちらの言葉が出てきても、完全に同じ意味だと捉えてもらって大丈夫です。
もともとは「仮想通貨」という呼び方が一般的でしたが、令和2年(2020年)に行われた「資金決済法」の改正によって、法令上の正式名称が「暗号資産」に変更されました。
(出典:金融庁「暗号資産の利用者のみなさまへ」)



えっ、じゃあこれからは「暗号資産」って呼ばなきゃいけないの?



そんなことはないよ!
今でも「仮想通貨」という言葉の方が広く使われているから、無理に言い換えなくても良いんだ。
実際に「ラッコキーワード」というツールを使って、Googleでの月間検索回数を調べてみた結果は下記の通りです。
- 暗号資産:約40,500回
- 仮想通貨:約135,000回
つまり「仮想通貨」のほうが3倍以上も検索されているのです。



ぼくのYouTubeチャンネル名も「しょーてぃ”仮想通貨”」ですし、厳密に「暗号資産」と呼ぶ必要はありません!
この記事でも基本的に「仮想通貨」という表記で統一して解説を進めていきますね。
仮想通貨(暗号資産)の主な種類
「仮想通貨」と「暗号資産」以外にも「コイン」や「トークン」といった似たような言葉があります。
これらも仮想通貨の一種です。



普段はどちらも同じような意味で使われるケースが多いので、基本的には違いを気にしなくても問題ありません!
ただ、状況によっては明確に区別されることもあるので、ここからそれぞれの特徴について見ていきましょう。
コイン
コインとは、仮想通貨の中でも発行者や管理者がおらず、みんなで分散管理しているものを指します。
分散管理とは、銀行や国のような特定の管理者を置かずに、世界中のユーザーみんなで取引記録をチェックし合う仕組みのことです。



みんなで監視しているので、誰かが不正や改ざんをするのが困難になります。
そしてコインは、大きく下記の2種類に分けられます。



ひとつずつ解説しますね。
ビットコイン
ビットコインは世界初のデジタル通貨であり、コインの代表格です。
ビットコインの主な役割は「価値の保存」にあります。
価値の保存に向いている理由は、発行枚数の上限が2,100万枚と決められており、希少性が担保されているからです。



地球に埋まっている金(ゴールド)の量に限りがあるのと似ていることから「デジタルゴールド」とも呼ばれているんですよね。
また「ブロックチェーン」という技術によって不正や改ざんが困難になっている点も、ビットコインの信用と価値を支えています。
ブロックチェーン:すべての取引記録を一連のブロックとして保存し、それらを鎖のようにつなげていく仕組みのこと
ビットコインがどのような仮想通貨なのかさらに詳しく知りたい人は、下記の記事を読むと理解がだいぶ深まると思います。



かんたんにまとめると、ビットコインはコインの王様のようなもので、価値の保存手段として優れているということです!
アルトコイン
アルトコインとは「Alternative Coin(代わりのコイン)」の略で、ビットコイン以外の仮想通貨を指す総称です。



イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などが代表的ですね。
アルトコインには、銘柄の種類が豊富な一方で、価格変動が激しいという特徴があります。



価格変動が激しいって、ちょっと怖そう…



確かにそうだね。
大きな利益を狙えるチャンスがある反面、そのコインの将来性やリスクをしっかり調べてから投資するのが大事!
アルトコインについてもっと詳しく知りたい人は、下記の記事もあわせて読んでみてください。
>>アルトコインとは?特徴や種類・買い方などをわかりやすく解説
トークン
トークンとは、企業や個人が既存のブロックチェーン(イーサリアムチェーンなど)を活用して発行している仮想通貨のこと。
価格が法定通貨と連動するUSDTや、メタバースのゲーム内で使われるSANDなどが有名ですね。
メタバース:人と交流したり、イベントやクエストを楽しんだりできる仮想空間



メタバースについては下記の動画で解説しているので、気になる方はこちらもご覧ください!
【初心者向け】仮想通貨の始め方【ビットコイン買い方・永久保存版】(40分22秒のパートから再生されます)
トークンには、決済手段として役立つものからコミュニティの利用券のような役割を持つものまで、さまざまな種類があります。



へえ、トークンにもいろんな種類があるんだね!



既存の仕組みを借りて作るので、比較的かんたんに発行できるのも特徴のひとつだよ!
「トークンについてもっと知りたいな」「買ってみたいかも」という人は、よかったら下記の記事もどうぞ。
>>トークンとは何?仮想通貨との違いや仕組みをわかりやすく解説
仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの違い



仮想通貨って、SuicaとかPayPayみたいな電子マネーと何が違うの?



最も大きな違いは、特定の管理者や発行者がいるかどうかだよ!
- 電子マネー:運営会社のような管理者が存在する
- 仮想通貨:特定の管理者がおらず、みんなで分散管理している
電子マネーは、ユーザーの運営会社に対する信用があって初めて価値が成り立ちます。



なので、あくまで理論上とはいえ、管理者が数値を勝手に書き換えることもできてしまうんですよね。
一方、仮想通貨は数値や取引記録の改ざんが極めて困難です。
ビットコインのところで解説した通り、特定の誰かではなく「分散管理」という仕組みそのものによって価値が守られているので。



なるほど!
信用で価値を保つ電子マネーと、仕組みで価値を保つ仮想通貨ってことか!



その通り!
仮想通貨と電子マネーの根本的な違いをさらに詳しく知りたい人は、下記の動画で分かりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。
【中学生でも分かる】ビットコインの仕組み完全解説【ブロックチェーン基礎】(3分47秒のパートから再生されます)
仮想通貨(暗号資産)投資を始める5ステップ
仮想通貨投資を始めるステップですが、意外とシンプルです。



下記の通りに進めれば、適切な順番で知識を身につけたり、実際に投資したりできるので、資産を増やせる確率が劇的にアップします!
- 「仮想通貨の基礎知識」を身につける
- 仮想通貨取引所で無料口座開設をする【所要時間:10分】
- 仮想通貨を購入する【所要時間:10分】
- 仮想通貨で稼ぐコツを知る
- 仮想通貨で損をしないコツを知る
各ステップの詳しい内容は、【失敗しない】仮想通貨の始め方・完全ロードマップ【初心者向け】で完全解説しています。



知っているか知らないかでとてつもなく大きな差がつくので、仮想通貨投資でしっかり稼げるようになりたい人は必ず読んでほしいです!
仮想通貨と暗号資産の使い分け方は気にしなくて良い
この記事では、仮想通貨と暗号資産の違いや、コイン・トークンといった関連用語の意味などを解説してきました。
言葉の違いでつまずいていた人も、これで安心して情報収集を進められますね。
ただし、仮想通貨投資で本当に必要なことが分かっていないと、いつまで経っても稼げるようになりません。
たとえば、コインとトークンの違いを専門家レベルまで理解したところで、あなたの資産を大きく増やすことは難しいのです。



じゃあ仮想通貨投資で稼ぐために必要なことって一体何なの?



その答えは、ぼくの公式LINEで無料配布している「仮想通貨の裏ロードマップ」で具体的に解説しているよ!
まずはやみくもに情報を追うのではなく、正しい努力の方向性を学びましょう。
というわけで、以上になります。
匿名でコメントできます