
「無駄なお金は払いたくないから、ビットコインを買うなら手数料をなるべく安くしたい」



ビットコインの手数料は取引所によって違うみたいだけど、どこが安いんだろう?
ビットコイン投資の手数料は、安いに越したことはありませんよね。
そこで今回は、ビットコインの手数料が安い取引所や、手数料負けを防ぐ方法などを紹介します。
初心者が陥りがちな「手数料の罠」についても詳しく解説しているので、知らないうちに大損したくない方は参考にしてください。


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ビットコインの手数料はどの取引所が安い?【比較表つき】
取引所別にビットコインの手数料をまとめたので、まずはご確認ください。
順位 | 🥇1位 | 🥈2位 | 🥉3位 | 🏅4位 | 🏅5位 |
---|---|---|---|---|---|
取引所 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
取引所の 取扱銘柄数 | 43銘柄 | 23銘柄 | 24銘柄 | 24銘柄 | 21銘柄 |
入金手数料 日本円 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
取引所手数料(BTC現物) | メイカー:-0.02% テイカー:0.12% | 無料 | 無料 | メイカー:-0.01% テイカー:0.05% | 無料 |
出金手数料 (BTC/日本円) | 0.0006 BTC/550円~770円 | 0.0005 BTC/407円 | 無料/無料~330円 | 無料/無料~400円 | 0.0005 BTC/330円 |
積立機能 | なし | あり (完全自動) | あり (完全自動) | あり (半自動) | あり (半自動) |
(レンディング)機能 ステーキング | あり | あり | あり | あり | あり |
セキュリティ (運営歴など) | mixiとceresから 出資を受ける | マネックスグループ傘下 | SBIグループ 傘下 | GMOグループ傘下 | HuobiJapan 傘下 |
こんな人におすすめ | 海外取引所への送金や アルトコインの売買を気軽にしたい人 | ビットコインを 自動で積み立てたい人 | ステーキングをしたい人 | 手数料を 重視する人 | 草コインを買いたい人 |
口座開設 リンク | 口座開設 | 口座開設 | 口座開設 | 口座開設 | 口座開設 |
表内の「メイカー」と「テイカー」については次の章で解説します。
なお、数値がマイナスの場合は手数料をもらえるので、その数字が大きいほど良いと認識してください。
つまりメイカーとしてビットコインを買う場合は、bitbankが一番お得です。



ぼくもbitbankをメインで使っています。
ただ手数料自体にそこまで大きな差はないので、総合的に優れているから使っているという感じです。



ちなみに、ビットコインの積立投資はコインチェックで行っています。
大手マネックスグループ傘下なので、安心して放置できます。
ビットコイン投資にかかる手数料の種類
続いて、ビットコイン投資にかかる具体的な手数料の種類を見ていきましょう。



5種類もあって大変だと思うので、1回で理解しきれなくても問題ありません!
取引所手数料
いきなり山場ですが、ビットコインの購入方法には「取引所形式」と「販売所形式」の2種類があります。
結論、取引所形式で売買した方がお得です。



先に仮想通貨の販売所と取引所の違いを比較|使うならどっちがいい?を読むと、理解が深まると思います!
ここでもかんたんに解説すると、取引所はオークションのような感じで仮想通貨を売買する形式です。
そして、先ほどの比較表に載っていたように、メイカーとテイカーで手数料が異なります。
- メイカー:「私は100円なら買い(売り)ます」と先に価格を提示して、100円で売って(買って)もらえるのを待つ人
- テイカー:「私は100円なら買い(売り)ます」というメイカーの注文を見て、「それなら100円で買い(売り)ますね」と応じる人のこと



補足すると、メイカーが手数料をもらえるのは「取引所の動きを活性化させてくれてありがとう!」という、取引所からのお礼のような意味合いです。
まとめると、ビットコインの購入方法には取引所形式と販売所形式の2つがあって、取引所の手数料はさらに2パターンに分けられます。
販売所形式については、次の見出しで解説します。
販売所手数料(スプレッド)
販売所とは、仮想通貨取引所(取引所形式ではなく、bitbankやコインチェックなどのこと)から仮想通貨を購入する形式です。
多くの仮想通貨取引所の公式サイトには、販売所手数料が「無料」と記載されています。



しかし、これが多くの初心者が陥る罠なんです。
ぼくも最初はやらかしました。
販売所手数料は無料でも、実際は「スプレッド」という隠れコストが発生します。
スプレッドとは「販売所に支払う仲介手数料のようなもの」という理解でOKです。
そして、このスプレッドは約3%とかなり高めに設定されています。



bitbankでメイカーとしてビットコインを買うと、0.02%分の手数料をもらえますが、間違って販売所で買ってしまうと、その150倍もの手数料が取られます。
仮に100万円分のビットコインを買ったとしたら、本来は200円もらえたはずなのに、逆に3万円も支払うことになります。
なので、基本的にビットコインは取引所で買うものだと覚えておいてください。
日本円の入金手数料
ビットコインを買うには、仮想通貨取引所に日本円を入金する必要があります。
この入金時にも手数料がかかるのですが、多くの仮想通貨取引所では無料に設定されています。
ただし、銀行側で振込手数料がかかるため、注意が必要です。



入金手数料を節約したい場合は、ネット銀行の振込手数料無料サービスを活用しましょう。
ぼくは楽天銀行を使って、月3回まで振込手数料が無料になるので、それを使って仮想通貨取引所に入金しています。
ビットコインの送金手数料
ビットコインなどの仮想通貨は、他の仮想通貨取引所へ送金することが可能です。
しかし、送金する際には手数料がかかります。
送金手数料は仮想通貨取引所の違いだけでなく、銘柄によっても異なります。



ちなみに、送金手数料はリップル(XRP)がめちゃくちゃ安いです。
そのためビットコインなどを送金する際には、いったんXRPに変換してから送金し、送金先でまたビットコインに戻すのがおすすめです。
日本円の出金手数料
仮想通貨取引所から日本円を銀行口座へ出金するときは、出金手数料がかかります。
日本円の出金手数料は、GMOコインを使う場合は基本的に無料です(大口出金のみ400円)。
また、BITPOINTは月1回だけ無料で出金できます。



これで手数料の種類に関する説明は以上です!
いったんお疲れ様でした!
ビットコインの手数料負けを防ぐ方法
手数料の概要を理解できたら、次はビットコインの手数料負けを防ぐ方法を把握しましょう。
手数料負けを防ぐ方法は下記の通りです。



繰り返しになりますが、販売所と取引所の選択ミスには気をつけてください!
販売所ではなく取引所で購入(売却)する
ビットコインの購入手数料を抑えるには、取引所で買うのが原則です。



売買手数料だけでも数十倍、数百倍の差が出てしまうケースは珍しくありません。
ただし自動積立投資を行う場合は、勝手に販売所での購入となります。
つまり、取引所は選べません。



ビットコインを積み立てたい場合は、コインチェックの「コインチェックつみたて」を活用するのがおすすめです。
仮想通貨取引所によっては、自動積立でも取引所の口座にあらかじめ入金しておく必要があるので、実際には「半自動」になってしまいます。
一方、コインチェックつみたてでは、資金が銀行口座から直接引き落とされるので、まさに「完全自動」です。



コインチェックは大手マネックスグループの傘下で、トラブルでぼくらの資産が失われてもしっかりと補償してくれる可能性が高く、安心してほったらかしにできるのもおすすめポイントです。
ただし、銀行口座の残高が不足していると積み立てが失敗してしまうので、そこだけ注意してください。
ビットコインの積立投資を始めたい方は、【月1万円から】積立投資の始め方|コインチェックつみたてを参考に口座開設から自動積立設定まで行いましょう。
なお、販売所で購入したビットコインも、取引所で売却することができます。



つまり自動で積み立てたビットコインを売るときは、手数料の安い取引所で売りましょう、ということですね。
入金や出金の回数をなるべく減らす
ビットコインの手数料負けを防ぐためにも、入金や出金は可能な限り一度にまとめましょう。
入金時の振込手数料や出金手数料は、手続きの度にかかるためです。
特にネット銀行を使っていて、月数回まで振込手数料を無料にできる場合は、入金時の手数料をゼロに抑え続けることも可能です。
送金時はリップル(XRP)を使用する
送金用の仮想通貨は、ビットコインではなくリップル(XRP)を使うのがおすすめです。
送金手数料が圧倒的に安く、bitbankの場合だと、ビットコインの約550分の1まで抑えられます。





しかもリップルは送金スピードがめちゃくちゃ速いので、送金作業には欠かせません。
ビットコインの”手数料無料”に要注意
すでに触れてきていますが、ビットコイン投資では「手数料無料です!」と謳っていても、別のところで実質的な手数料を取っているのはあるあるです。
販売所手数料が無料であっても、実際はスプレッドが上乗せされます。
入金手数料が無料と書かれていても、別途振込手数料がかかります。



もっとわかりやすくして欲しいですよね!
でも、ここまで読んだあなたならもう引っかからないと思います。
ビットコインの手数料に関するよくある質問
最後に、ビットコインの手数料に関してまだ答えられていない疑問を解決します。
- ビットコインの手数料が高すぎるのはなぜ?
-
おそらくですが、間違えて販売所で買ってしまっているのが原因だと考えられるので、一度確認してみてください。
- ビットコインを現金化(日本円に換金)するときはどんな手数料がかかる?
-
ビットコインを現金化するときは、下記の手数料がかかります。
- 売却時の取引手数料
- 銀行口座への出金手数料
- 海外取引所を使っている場合は、国内取引所への送金手数料
自動積立で購入したビットコインも、取引所で売却できます。
- ビットコインの自動積立サービスに手数料はかかる?
-
かかりません。今回紹介した5社のうち、bitbankを除く4社は自動積立サービスを提供していて、いずれも手数料無料です。ただし、販売所のスプレッドが発生する点には注意て必要です。
ビットコイン投資では手数料ももちろん大事!だけど…
ここまでビットコイン投資にかかる手数料の内容や、手数料負けを防ぐ方法について解説してきました。
そして、冒頭でも紹介した通り、手数料は仮想通貨取引所によって異なります。
しかし、仮想通貨取引所の優劣は手数料だけでは決まりません。



もちろん手数料も大事ですが、他にも安全性や取引量、ツールの使いやすさなど、さまざまな比較要素が存在します。
将来的にビットコイン以外の仮想通貨にも投資したい場合は、取引所形式で買える銘柄の種類や数も重要です。
そのため「手数料が安いから」という理由だけで安易に仮想通貨取引所を選ばないようにしてください。
ぼくは、あらゆる要素を総合的に判断した結果bitbankが一番だと考えていますし、実際にメインで使っています。
仮想通貨取引所選びで悩んでいる方は、悩んでいる時間がもったいないので、とりあえず口座開設しておきましょう。


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